iPad Pro + procreate だとフルデジタルでお絵かきできることは先述の通りなのですが、既に書いた下書きを元にする場合はどうなるだろうな〜というのが今回の実験。
まず下絵と照明設備を用意します。書きかけの絵を探したら近年はサンタ絵とお年賀絵しか書いてないことが判明(苦笑)、たぶんかなり前のラフです。昼間だと太陽光でOKと思いますが、夜だと横からの照明があったほうが良いと思います。
procreateで取り込むとこんな感じに。普通に写真を撮ってから読み込むことも出来ますが、アプリ内で撮影したほうが取り込み時の残骸が残らないで良いと思います。もちろん普通のイメージスキャナで読み込んだほうが綺麗なのですが、iPadで写真を撮ったほうが断然簡単です(^_^)。
上の絵ではいくらなんでも雑すぎてペン入れ出来ないので、別レイヤーで加筆整理した後ペン入れ。 後から気づきましたが、右の羽根を書き忘れてます(^_^)。
最後にPainterで適当に色塗りしてこんな感じになりました。
いやはや、なかなか良いですね。Apple Pencil でペン入れするとペン入れする角度によってはGペンよりもふにゃふにゃになりやすいという傾向があるのですが、角度を選べばGペンよりもシャープな線が引けます。加えて線のUNDOが出来ます。直接下絵にGペンでペン入れした場合に比べると、仮に線の整理が足りないと判明すれば後戻りが出来ます(アナログ絵ではぜったい無理なので、ペン入れに入る前には勢いで行ってしまわないためにコーヒー飲んだりして時間をあける必要があります)。なんか、もう、漫画原稿用紙を使う理由が見当たらなくなっちゃいましたね(苦笑)。
twitterに貼っただけの絵とか、書いた後そのまま放置(笑)状態だったものとか。iPad Pro + procreate で書くと、トリムとか継ぎ足しが必要な時は下絵の段階ですでにやってますから、色塗り後のサイズがぜんぶ同じになるってのが面白いです。
私の場合は落書きしか作れませんが、procreateを使ってこの解像度で作画した場合、少し程度拡大するとかなり細かいところまで書き込めるので、上手な人なら超精細絵も描ける画材だろうなーという気がします。
お絵かき目的で購入した iPad Pro と Apple Pencil。まぁそれは確かにそうなのですが、想像以上に成果が出ています。だってホントにお絵かき目的で使っているのですから。
当初の予定では色塗り時に液晶タブレットの代わりみたいなのを想定していたのですが、フタを開けてみると すっかり漫画原稿用紙と鉛筆の代わりになっています。この使い勝手がなかなか素晴らしくて、ン十年間続いていた「鉛筆でしか絵が書けない体質」を脱却し、今や普通にフルデジタルでお絵かきしております。もちろん紙と鉛筆とは全く同じではないですし、使いにくいところもあるのですが、多くのメリットに比べればデメリットは些細なものという感じ。お年賀絵もiPad Proで書きましたし、ここまで完全移行できるとは予想もしませんでした。
一つちょっと困ったのが「右手をタブレットの上に乗せた時に、二本指のUNDOとか三本指のREDOが実行されることがある」という症状。しばらく使ってるうちに慣れてくるかな〜と思っていましたが、誤動作がなくならないようだったので、世の中のお絵かきさんに習って上図のように手袋をすることにしました。はじめ親指と人差し指だけ穴を開けたのですが、二本指UNDOを使う必要があるので、追加で中指も穴を開けた三本穴あき手袋です。これにて手を置いた時の誤動作も無くなりました。
てことで、落書きをいくつか。まぁ鉛筆絵は楽しいのだけど色塗りが面倒なのは以前と同じです(苦笑)。
新年あけましておめでとうございます。お年賀絵を書いてたら三が日が終わってしまいました(笑)。
てなことはどうでもよくて、きんふじ様からあけおめメールで大チャチャ様を頂いちゃいましたよ。えへへ。
「ドラゴ○ボール」の「元○玉」をイメージしたということで、なんか見るからに元気いっぱいですね。そういえば、この人はウィングクリスにエネルギーチャージしてぶっ放すのが趣味なわけですが、みんなの愛と勇気と希望の思いを力に変換できるのが王家の血の特殊能力みたいな設定だった気がするので、ウィングクリス無しの素手でもできるのかもですね。
ということで、とっても可愛らしい大チャチャさまどうもあがとうございましたー。