会社の近くにTWO TOPとパソコン工房とソフマップとT-ZONEがあるので、日本橋まで出向く必要はあまりないのですが・・・やはり売れ筋から外れている商品は日本橋に行かないと見つかりません。てことで、ちょっくら買い物に行ってきました。
まずは静音化のためのC3です。EzraなC3 800が欲しかったのですが、巡回コースのお店を全部廻ったにもかかわらず一つも見つからず。仕方が無いからSamuel2なC3 700を買ってきました(因みにCyrixを置いてたのはたったの2店舗)。
で、さっそく帰って動かしてみました。ぜんぜん動きません(笑)。ベースクロックの設定が自動になっていたので強制的に100MHzに設定してみたところ、なんとか動作しました。ただ、ここでひとつ重大な問題が。『スイッチで電源OFF』『リセットボタンを押す』『Windowsからシャットダウン』『Windowsから再起動』『ALT+CTRL+DELによるソフトリセット』の操作をすると、その後の一切の操作が不可能になります。電源スイッチを押しつづけても切れないのでコンセントから抜くしかありません。いやはや、これはちょっと面倒くさすぎますねぇ。BIOSが一つ古いやつだったので入れ替えてもみましたが改善されず。Cyrix = 動かん という構図が頭の中にあるので今まで買った事が無かったのですが、初めて買ったCyrixでこれはちょっとダメージ大きいかも。まぁ今のマザーボードをCEREBに移植する際にもう一つマザーが必要になるはずなので、この時にCyrixもつかえるやつを買う事にします。
それはそうと、C3をファンレスで動かすためにヒートシンクも買ってきました。Pentium時代にメーカー品で使われていた剣山タイプのやつがあったのでこれをゲット。C3が動いていた時にちょっと試してみましたが、ファンは無くても十分ですね。かなりクールなCPUです。しかし、このCPUは使えないのでCeleronに戻しました。で、無謀にもファン無しで動かしてみると・・・ 一応動いています(笑)。BIOS設定画面で状況を見てみると、CPUの温度は見る見るうちに上がった後61℃ぐらいで収束します。Windows2000が動いている状態では35℃~45℃ぐらいをふらふらします。なにか仕事をさせると急激に温度が上がるので、3Dゲームなんかすれば間違いなくハングアップするでしょう。WAVファイルを演奏する程度なら特に問題はなさそうでした。しばらくこれで使うか(笑)。
コンポジット入力を持ったLCDユニットに表示させるためのダウンスキャンコンバータも一緒に買ってきました。どうもこの手の商品はピンキリのような印象を受けますが、私は高性能なやつは必要ないので一番安い6千円のやつを購入。で、とりあえず映してみました。1024x768(60Hz)まで対応!!! とか書いているのですが、当然こんな解像度で表示させたところで文字は見えません。プロジェクターならともかく、ダウンスキャンコンバータで高解像度に対応しているのってなんか意味はあるのでしょうかねぇ。
とか思いつつ、このダウンスキャンコンバータを眺めていると・・・ なんか『RGB』という端子があるんですよねー。これってひょっとしてひょっとすると、ひょっとするのでしょーか? 説明書を見ると、「RGBからSCARTへのケーブル(オプション:ヨーロッパ仕様)」というのが一行書いてありました。信号自体はLCDユニットと同じ0.7Vppみたいなので『まぁ失敗しても壊れはしないだろう』てことで試しにつないでみました。ばっちり映りました(笑)。なんだかとっても得した気分ですねぇ。コンポジットの場合は色合いなどを調整してもイマイチ色があばれたりにじんだりしてたのですが、RGB接続の場合は色はかなり綺麗に出ます。所詮は縮小(又は間引き)画像を表示しているに過ぎないので細かい文字まで判別できるわけではありません。が、コンポジットの『何が書いてあるかわかっていても読めない』に比べれば『目を凝らせばなんとか読める』のは大きいです。画面構成にずいぶん自由度が出てきました。
てことで、世の中には同じようなことを考えている変な人がいるかもしれないので、ちょっと書いておきます。ダウンスキャンコンバータはKWORLDのPCtoTV KT-PCTV 。後ろについてるディップスイッチの4番をONにするとRGBモードになります。コンポジット出力とは排他なので両方の出力は出ません。で、RGB端子を後ろから見た時のピン配置は下記のとおりです。
このコネクタはPC-98のキーボードコネクタと同一のようで、試しに差してみるとちゃんと入りました。R,G,B,複合同期信号、GNDを引っ張り出してつなけば映ると思います。上の写真は実際につないだときのものです(仮配線のためぐちゃぐちゃ)。
てことで、これはアタリでした