コンポジット入力を持ったLCDユニットに表示させるためのダウンスキャンコンバータも一緒に買ってきました。どうもこの手の商品はピンキリのような印象を受けますが、私は高性能なやつは必要ないので一番安い6千円のやつを購入。で、とりあえず映してみました。1024x768(60Hz)まで対応!!! とか書いているのですが、当然こんな解像度で表示させたところで文字は見えません。プロジェクターならともかく、ダウンスキャンコンバータで高解像度に対応しているのってなんか意味はあるのでしょうかねぇ。
とか思いつつ、このダウンスキャンコンバータを眺めていると・・・ なんか『RGB』という端子があるんですよねー。これってひょっとしてひょっとすると、ひょっとするのでしょーか? 説明書を見ると、「RGBからSCARTへのケーブル(オプション:ヨーロッパ仕様)」というのが一行書いてありました。信号自体はLCDユニットと同じ0.7Vppみたいなので『まぁ失敗しても壊れはしないだろう』てことで試しにつないでみました。ばっちり映りました(笑)。なんだかとっても得した気分ですねぇ。コンポジットの場合は色合いなどを調整してもイマイチ色があばれたりにじんだりしてたのですが、RGB接続の場合は色はかなり綺麗に出ます。所詮は縮小(又は間引き)画像を表示しているに過ぎないので細かい文字まで判別できるわけではありません。が、コンポジットの『何が書いてあるかわかっていても読めない』に比べれば『目を凝らせばなんとか読める』のは大きいです。画面構成にずいぶん自由度が出てきました。
てことで、世の中には同じようなことを考えている変な人がいるかもしれないので、ちょっと書いておきます。ダウンスキャンコンバータはKWORLDのPCtoTV KT-PCTV 。後ろについてるディップスイッチの4番をONにするとRGBモードになります。コンポジット出力とは排他なので両方の出力は出ません。で、RGB端子を後ろから見た時のピン配置は下記のとおりです。
このコネクタはPC-98のキーボードコネクタと同一のようで、試しに差してみるとちゃんと入りました。R,G,B,複合同期信号、GNDを引っ張り出してつなけば映ると思います。上の写真は実際につないだときのものです(仮配線のためぐちゃぐちゃ)。
てことで、これはアタリでした