Pentium4のリテールCPUファンはcanopus FirebirdR7に比べればずいぶん静かです。てことでシステム全体の騒音もだいぶマシに・・・なったのですが、なんか今まで気にならなかった妙な音がします。調べていくと、Seagateのハードディスクの回転による振動がATXケースに伝わり、更にケースの足から板張りの床に伝わって妙な低い騒音となっていました。ハードディスクは3.5インチベイに固定せずに、オーディオ用インシュレータとしては最高の性能を誇る50円ケシゴム(笑)の上に置いていたのですが、これでだけでは振動を遮断する事は出来ないようです。
てことで、かなり昔に購入しサーバで使っていた幻の防振フレーム(上図)を取り付けてみました。結果は良好、イヤな音は完全に消えてなくなりました。この製品は2年ほど前に一度だけショップで見かけた時に買ったきり、その店でも別の店でも一度もお目にかかったことはありません。今度見かけたら幾つか買い溜めしたい気分です(^^;)。
同様の用途の『ダンパー』として売ってるビスの周りにゴムをくっつけたマヤカシの品物は見かけますが、それを買って試してみても、上の防振フレームと比べれば性能の差は月とスッポン、ほとんど効果はありません。写真じゃちょっとわかりにくいかもしれませんが、右のような感じになっています。ハードディスク側の金属フレームと5インチベイ側の金属フレームを円筒状のゴム4個所のみで接続しています。ゴムの中心には穴をあけて防振効果を高めている、てところです。尚、このような構造上、『水平方向以外の設置は不可能』とか『経年劣化によりハードディスクが落下するおそれがある』という欠点もあるのですが、絶大な防振効果に比べれば些細な事です。
以前IBMのハードディスクを使っていた時は回転による振動よりも回転音そのものやシーク音のほうが気になったので防振フレームよりもSMARTDRIVEのほうが効果があったのですが、Seagateの40GBは回転音もシーク音もしない代わりに振動が物凄いので(CEREBに付けた20GB版はそうでもなかったのですが)、何らかの手段で防振した方がいいみたいです。
#浮かすか吊るすかふたつにひとつ(笑)
05/14 | ( 通りすがりさん ) |
私も全く同じ物を4個持っており、愛用しています。今回、他のPC増設用にと最近の物を幾つか買ったのですが、このマウンタとはまるで比べ物になりません。 | |
05/14 | ( たかたに ) |
おぉ、4コもですか。昔のブツなのでゴムの経年劣化がちょっと心配かもですね。ただ、振動があまり大きくなく発熱の小さいドライブだとSmartDriveでもほぼ無音化できますし、2.5インチやSSDで構成すればフレームを使わずとも静かにできますので、以前に比べればずいぶん選択肢が増えたと思います。 |
今回、マザーボードをVIA KT266->intel 850に移し変えるにあたり、当然Windows2000が動かなくなる事が予想されたので、例の方法を使ってドライブのコピーを作成してから作業に取り掛かりました。で、予想どおりまともに起動しませんでした。セーフモードでも動きませんので、仕方なく修復インストールという限りなくクリーンインストールに近い(というかアップグレードの扱いみたい)方法をとってみると、なんとか前と同じような環境を得ることが出来ました。
が、一つだけ問題があります。STRが機能しないんですね。一応スタンバイにはなるのですが、電源FANとCPUファンが動いたままというS1と同じ状態にしかならないのです。Athlon機で生まれて始めてSTRを体験してからというものの、これ無しの生活は考えられない体(笑)になっているわけで、これはどうしても譲ることが出来ません。因みにマザーボードの不具合かと思って別のハードディスクにWindows2000をクリーンインストールしてみたところ、期待通りに動作します。今の状態でも休止状態にすれば代用は効くのですが・・・ちょっと停止と復帰が遅いですね。
やはりここはクリーンインストールが必要か。