うちのモバイル・インターネット接続は iPhone をベースに、iijmio ファミリープランを契約して iPad と Nexus5 にもSIM を差し込んで使っています。キャリアの契約に比べると断然安いですし、特に不自由することも無いのでかれこれ3年ぐらいこれを継続しています。
ところで、この度 ケイ・オプティコムによる mineo (マイネオと読むらしい) が au 回線に比べて docomo 回線も提供を始めるということで、6ヶ月間基本料金を800円引きという太っ腹キャンペーンを打ち出してきました。データ回線の基本料金は800円前後ですので、(初期費用はかかるものの)半年ぐらいほとんどタダで回線を試用することができます。実はiOS8ではSIMロックフリー端末を用いてもau回線では公式には使えないということになっているのですが、近頃発見された接続プロファイルの登録方法によっては使える時があるということなので、ダメもとでau回線を試しに契約してみました。
ホームページから登録すると、こういう内容物がゆうパックで届きます。事前にネットで得た情報では無駄に大きい箱が届くということだったので楽しみに(?)していたのですが、うちのところに来たのは紙封筒でした。残念!!
で、iPadのSIMトレイを取り出して au のものに交換します。うちの iPad mini2 セルラーはiOS8.4.1なので、公式には使えないことになっています。
WiFi経由で 「テスト用mineo APN構成プロファイル」を取得し、当初は圏外になったものの再起動したりプロファイルを入れなおしたりしてたら au 4Gの表示が。パチパチパチー。もしかして使えなかったら無料期間中は Nexus5 に差し込んでおこうかと思いましたが、ちゃんと動いて良かったです。
で、気を良くしてau回線のスピードテストとかをやってみます。
あわわ、33Mbpsですか。遅い時間帯なのでちょっとアレですが、モバイル回線でこんな数字がでることがあるのですね。最近 iijmio ではお昼の時間帯が極端に遅くて(1Mbps近くになります)、iPhoneでもNexus5でもiPadでも同じように遅くなるし、iijの中の人も『お昼時遅いのはある程度仕方がない』という感じのスタンスだったと思うのですが、docomo回線のiijmio に加えて au回線のmineoを持っておけばdocomoがどうしようもなく遅い時や障害が発生した時に au 回線ならなんとか使えることがあったりするかもしれなくて便利かもですね。
インターネット上の情報では『mineo は UQ-mobile に比べるとお昼時に落ち込むことはあるが docomo系よりはいくらマシ』らしいです。ということで、ドコモ系のiijmio と au系の mineo を同じ場所で同じ時間に何度か速度計測してみました。
時間・場所 | iijmio (docomo) | mineo (au) | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
ping | 下り | 上り | ping | 下り | 上り | |
8/28(金) 22:10 自宅 | 64ms | 18.43Mbps | 1.67Mbps | 38ms | 33.50Mbps | 10.02Mbps |
8/29(土) 7:26 自宅 | 36ms | 30.78Mbps | 8.85Mbps | 63ms | 40.18Mbps | 13.28Mbps |
8/29(土) 12:04 職場 | 53ms | 8.37Mbps | 9.66Mbps | 64ms | 19.98Mbps | 6.73Mbps |
8/29(土) 18:54 職場 | 59ms | 10.93Mbps | 11.90Mbps | 48ms | 10.17Mbps | 7.47Mbps |
SIMカードが届いたのが金曜日だったので肝心の平日昼間のデータが取れていないのですが、傾向としては概ねiijmioよりmineoの方が速いということは言えるでしょう。比較的遅くなった時のping値がiijの方が良いので、実使用ではiijの方が速いのかもしれません。てゆーか、本当に遅い時は1Mbpsを切りますから、その状況で比較しないと まだなんとも言えないですね。
ということで、mineo を試しに使ってみた感想でした。サービスイン時と違って月額料金が下がっていますし、最低利用期間や3日くらいのデータ使用量による速度制限も撤廃されて、複数回線契約してたら通信残量が合算できたり余ったら繰越できたりします。auプランではSMSオプション料金が無料なので、セルスタンバイ問題を抱える端末で使う時にはdocomo系より120〜130円ぐらい安い計算になります。ということで、今までノーマークでしたが、それなりの速度が出るのであれば mineo ってサービス内容では悪くない、というよりかなりオススメですね。
# 私は初期費用を満額支払って契約したのですが、よく調べてみたらAmazonでエントリーパッケージを買ったら半額くらいで済むのを知ってちょっとショックでした (^_^)□ 関連記事
前の Kei から今のスイフトまで、うちの車には自分でカーナビを取り付けているわけですが、一貫してフィルムアンテナや音声入力のマイクは取り付けていません。だっていかにも「外付けしました」感がありありで美しくないじゃないですか。機能的にも取り付けたところでたいして使用しないのですから、これまでは意匠的な理由だけで取り付けないことにしていました。
ところで、先日サイバーナビがアップデートされて、なんと新たにBluetooth PANに対応したのですよ。これまで頑なに携帯電話用 Bluetooth DUNとか自社のUSB通信モジュールしか使えなかったのにですよ。こうなると、カーナビと手持ちの通信端末をBluetooth接続して交通情報を取得させたいところなのですが、ちょっと問題がありました。
せっかくBluetooth接続できるようになったのに、手持ちの端末の組み合わせではどれもイマイチという残念な結果に。ということで、要はカーナビにマイクが付けばそれで解決するのだから、取り付けてみました。とはいえ、マイクが露出するのも美しくないので必殺埋め込みです。
埋め込む場所はココ。マップランプの中です。どうやら純正品(?)は元々マイクが取り付けられるようになっているのか、おもいっきりスリットが切ってあって、マイクを取り付けられるようになっています。
カーナビ付属のマイクはスタンドが付いた巨大なものなので、分解して中身を取り出します。取り出す際にハンダ付けされている箇所を一度外したので、間違えないように極性をマジックで書いています(^_^)。
適当にコードをくくりつけて、バタバタしないように隙間テープで抑えて
配線はAピラーめがけて通してから(サンバイザーを取り外さないと通らないです)カーナビに接続して完了。
希望通り、意匠上まったく問題ない仕上がりになりました。実際に使ってみたところ、これまで使っていた耳栓タイプのヘッドセットと違って
というデメリットはあります。が、
というメリットのほうが大きいので、ヘッドセットはやめて車のスピーカー・マイクを使うことにしました。
実を言うと、わざわざiPhoneでデータ通信しなくてもUSB通信モジュールを購入済みなので、あと10ヶ月ぐらいは通信可能です。が、これで通信すると、ルート案内をした時に「スマートループアイ」という他車が撮影した道路状況が勝手に表示されるんです。役に立つ情報ならまだしも、この写真の撮影日って日付が異なるものが平気で表示されたりするわけで、正直言ってなんの役にも立ちません。それなのにルート案内すると狭いカーナビの画面の一部が不要な情報で占拠 されてしまう・・・。機能をOFFする設定も無いのであきれ果てていたのですが、データ通信をBluetoothで行うとスマートループアイの情報は乗らないので理想的な通信が実現できるという。なんとも本末転倒なお話でした。
それはそうと、うちのスイフトも先日3万キロメートルに到達です。一年半で3万kmなので年間2万kmペース。特に調整していませんが、このペースだと5千kmごとにオイル交換するなら半年・一年点検の時にフィルタ交換、その後3ヶ月でオイル交換なので管理しやすくて良いです。