頼んでいたプリンタが昨日届きました。キヤノンのPIXUS ip3100で¥19,800也。ということでさっそく箱を開けて記念撮影。写真でみると割とコンパクトに見えるのですが、現物をみると意外にゴツいです。センタースピーカーの上に置いてみましたが(単なる撮影用ですよ^^;)、デカいセンタースピーカーに匹敵するサイズですね。
で、プリンタを買った目的は2つあります。一つはCD-Rのラベル印刷、もう一つは名刺への印刷。順番に見ていきましょう。
まずは CD-R に印刷です。すでにCD-Rドライブや書き込みDVDドライブは一般的になっているのですが、時代が進んでCD-Rへの印刷も一般的になっているようです。一時はプリンタを改造して無理やり対応させるツワモノもいらっしゃったようですが、このプリンタはそんなことをしなくてもCD-R印刷用のプラスチックトレイが付属していまして、これまたCD-R印刷用の挿入口から差し込んでやると前面から吸い込んだ後印刷して出てきます。いやはや、簡単ですね。
せっかくなのでエピソード4をスキャナで取り込んで印刷してみたのが下図。 左が本物、右がニセモノ(笑)です。
でもってお次は名刺印刷。本物の名刺のウラに印刷してみました。
う~ん、一応プリンタの給排紙はできるのですが、インクのにじみ具合が限度を超えていますね。キヤノンの普通紙インクは耐水性なのかと思っていたのですが、このプリンタは黒でも濡らすと色が流れてしまいます。このプリンタはインクがCMYKなので普通紙用モデルなのかと思っていたのですが、そうではなくて単に多色インクの廉価版のようです。
参考までに、普通紙印刷では定評のあるHPのpsc 2550と全く同じ内容を印刷して同時にスキャンしたのが下図。左がキヤノン、右がHPです。
スキャナを通すともひとつ分かりにくくなるのですが、印刷されたものを見ると 文字のエッジがHPの方がだんぜんくっきりしています。で、キヤノンの方が黒の出方が薄いにもかかわらず、両面印刷の裏うつりはキヤノンのほうがひどいんですね・・・。両面印刷ユニットが標準装備なのは面白いのですが、普通紙ではちょっとやめた方がいいかな? ひょっとして年賀ハガキ用なのかもしれませんね。
そんなわけで、CD-Rと名刺印刷ように購入したのですが、CD-Rは○・名刺印刷は×のようです。用紙を変えたり印刷内容を限定すればつかえなくも無いかもしれません。
ところで、写真印刷用に光沢紙のお試し品が付いていたので、怪獣を撮影して印刷してみました。下図は印刷したものをさらにスキャナで読み込んだものです。
うわー、なんて綺麗なのでしょー。CMYKプリンタなので写真画質にはぜんぜん期待していなかったのですが、こっこれはめちゃくちゃ綺麗ですよ。てゆーか私には写真屋さんで現像したフィルム写真と区別が付きません(笑)。わたしゃこのプリンタはてっきり普通紙プリンタなのかと思っていたのですが、ホントは写真印刷プリンタだったのですね。このプリンタの主用途が決定したような気がします(笑)。
しかし、大量生産の効果はすばらしいもので、「昇華プリンタにも劣らぬ写真画質」「両面印刷ユニット」「前面給紙トレイ/背面シートフィーダ両対応」「CD-R印刷対応」などなど、家庭用プリンタに要求されそうな機能をぜんぶ詰め込んで 2万円もしないのですよ。耐久性は期待できそうにないのですが、この価格ならば1~2年で買い換えるというのも良いかもしれませんね。
# 後でよく調べてみると、一つ上位のip4100では黒の印刷用に顔料インクタンクがあるのだとか。こっちを会社で買ってもらおうかしら(笑)□ 関連記事