最近はめっきり 『安い台湾製DVD-R』を買う機会が増えてきて、国産の高級(というか名の通った)メーカー品は買わなくなりました。それもそのはず、価格差が 5倍程度あるにもかかわらず 安物 DVD-R でも書き込みエラーが生じることは特に無いからです。
そんなわけで平和な日々を送っていたのですが、ご家族様のご要望によると冬のソナタなるドラマをチャンネルサーバからダビングしたいとのこと。手順としてはチャンネルサーバからMPEGファイルを転送してDVDに書き込めば良いので時間さえかければDVDにダビングできます。ということでご家族様の要望は無事かなえられました。
が、ここでひとつ問題が。ご家族様用には私が前に使っていたDVDプレーヤを置いているのですが、このプレーヤはピックアップが少しくたびれているようで、まれに読み込みエラーを起こします。で、期待に応えて(?)ダビングしたDVDでも再生出来ない(画像が乱れるとかじゃなくてメディアが認識されない)という問題が生じました。これではダビングした意味がありません。仕方が無いので PlayStation2 を持っていくことにしました。PlayStation2 もリモコンを使えばDVDプレーヤっぽくなるので使えなくはありません。しかし、それでも再生できないメディアが10枚中2枚もありました。
う~ん、プレステはそんなにくたびれていないと思うので、やはりこれはメディアの問題なのでしょうね。再生できないメディアは4倍速対応のものに2倍速で書き込んでいたのですが、念のために等速で書き込んでみました。が、そのうちの一枚はやはり読み込めません。さらに別のDVD-Rメディア(品番は同じ)を使って同条件にて書き込むと ようやくすべて再生できるようになりました。等速で書いても再生できないことがあるというのはかなりシビアですね・・・。
と、ここまでの話だと単に『メディアが悪いから再生できない』で片付くのですが、実は再生できないすべてのメディアは現在私が使っているDVDプレーヤや書き込んだDVD-Rドライブ、別のパソコンに付いてるDVD-ROMドライブで読み出し/再生が可能なんですね・・・。メディアが悪いのは確かだと思いますが、ドライブによってはメディアが悪くても再生できてしまうところが面白いです。でもこれは裏を返すと
新しいDVDプレーヤを買うと現在のDVDが読めなくなる可能性がある
ということ。DVDプレーヤの買い替えというのはホントは非常に難しいのかもしれません。