Mozillaから電子メール関連を切り出した Mozilla Thunderbird 1.0、 待望の日本語版リリースです。
Firefox と違って、こちらは過去に使ったことがありません。というのも、前に使おうかと思ったときのThunderbird は 普段使っている Mozilla の受信トレイとかとは独立していまして、過去の資産を引き継ぐにはなにやら特別な操作をしてインポートしなくちゃいけなかったのですね。うちの場合は過去の全メールはFreeBSDの /var/mail 下に保管されていますので一時的にコピーすれば popper で取ってくる事が出来ます。が、これってかなり時間がかかるんですねー。できれば今の受信トレイをそのままインポートしてほしかったので使わなかったのです。で、Thunderbird 1.0 がリリースされたので説明文を読んでいますと、Mozillaから各種設定・データをインポートできるらしい。早速インストールしてみたところ、インストール後初回起動時に「インポートしますか?」ダイアログが現れて「はい」を選択するだけで Mozilla で使っていた環境が再現されました。いやはや、簡単でよいですね。
そんなわけでちょっと使った感想
ということで、私のようにメーラーに Mozilla を使っていたというひとは問題なく移行することができそうです。これまで Mozilla には特に機能面で不自由は感じたことは無かったのですが、一つだけ
ブラウザで<a href="mailto:~">のリンクを押したときに Mozillaのブラウザとメーラー窓が両方出るのが不満だったのですね。ブラウザに Mozilla を使っている場合はそれでよかったのでしょうが、私はブラウザには Internet Explorer を使ってた(今はFirefox)のでこれのせいで mailto のリンクはまことに使いにくかったのです。Thunderbird で使ってみたところ、(当たり前ですが)メーラーのみが立ち上がってくれました。ようやく長年の問題が解消しましたよ。
そんなわけで、試用期間を経ずうちのメーラーは Thunderbird になりました。
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