名目を忘れて(^^;)おもいっきり走らせている千円ラジコンですが、どうもステアリングがききにくいのです。はじめにずーっと走らせていて曲がりにくくなったときは電池が消耗していたので交換したら直りました。が、今度は直りません。そうこうしているうちに
この千円ラジコンのステアリングはよく考えられていて、「普通のモーター(前後駆動と同種)が回転することによって遠心力で上図のステアリングシューが外側に押しやられ、摩擦によりステアリングカバーが回転した結果このカバーについているギアから前輪を動かすギアを動作させる」という仕組みになっています。ここらへんのギアボックスは全部自分で組み立てなきゃいかんので曲がらない原因を調べるためにバラしてモーターをまわしてみたのですが、モーターは正転も反転もちゃんと回っています。途中のギアも別段ひっかかりがあるわけでもありません。となると
きっとこれは長時間遊びすぎてステアリングシュー~ステアリングカバーがつるつるになったので摩擦力が小さくなって曲がれないに違いない
と思ったので表面に傷をつけたりゴミを入れたり(^^;)したのですがちっとも改善しません。
ということで諦めモードに入っていたのですが、ものは試しで前後駆動用のモーターと比較してみたところ、回転する時の音がまるで違うのですねー(汗)。回転速度が遅くなったのが曲がれない原因でした。で、これを交換してみるとバッチリ曲がるようになりました。ぱちぱちぱち。
にしても、モーターの寿命は案外短いのですな。いや、ひょっとしたらこのモーターが不良品なのかな? 悪い方のモーターはステアリングカバーを回す回転数はでないみたいですが前後の駆動用ならOKですので(ちょっと速度が遅いかもしれませんが)、交換して特に問題なく遊べています。