うちのビデオキャプチャカードにはハードウェアによるMPEG4エンコーダが搭載されていまして、テレビ番組をタイマー録画した後で自動的に低負荷でiPod用ファイルを作成させることができます。ただ、エンコードにはデコーダ2系統分の空きが必要になります。うちのビデオキャプチャカードはキャプチャカードを2枚差しているので普段は問題ないのですが、一度に録画番組が重なると録画は出来るが変換ができていないという現象が発生します。
これは一週間で一番重なる火曜日の深夜の番組表。一つは重複しているので全部で9番組(!!)を録画する必要があります。番組表からわかるように、最低でも同時に3系統のデコーダが必要です。うちのは全部で4系統なので録画は可能ですが変換分が不足します。で、いつも半分ぐらいしかエンコードできていないので残りの半分を朝起きてから Avivo video encoder でちまちまとエンコードしていたわけです。が、もっと良い方法がありました。
ソフトウェアエンコーダでエンコードする
これだと番組が重なってても順番に処理されるようで朝起きてからはコピーするだけで済みます。らくちん、らくちん。実はビデオキャプチャカードを購入したときにソフトウェアエンコーダも試したのですが、CPU利用率が100%になっちゃいます。PCを使ってる時間帯でこんな風になっちゃうと洒落になんないので使う気がしなかったのです。現在のPC環境はデュアルコアであり、幸か不幸かソフトウェアエンコーダはシングルプロセッサしか考慮されていないので片方のCPUはがら空きです。これならお絵かき中でもなんとか我慢できるかな? ましてや深夜アニメの録画中は絶対に寝てる時間帯ですしぜんぜん問題なさそうです。PCを買い換えたときに気づくべきでしたね(^^)。
スゴい量を録画していますが、水曜日はスイミングスクールまでの待ち時間もあるので1日で7番組ぐらい消化できます。録画量もスゴいけど処理能力もスゴいな~と我ながら関心しています。ぜんぶ家で見ろとか言われたらかなり忍耐が必要なタイトルも多いですけどね(笑)。