FreeBSDでMPEG4エンコードするととても便利なのだけれど、ちょっと遅いのと箱体が省スペースなのでフル稼働させると高温かつCPUファン高回転でやかましいのが困るな~ということで入れ替えてみることにしました。ここ何年かは新品にしても中古にしてもメーカー製完成品しか買ったことがなかったのですが、今回は「そこそこ新しいCPUじゃないとマズい」「要求されるのはCPUぐらい」「最近のCPUはそんなに熱くならないのでリテール版でも静か」ということでPC組立キットなるものを買ってみました。ぜんぶで¥39,800也。
カスタマイズもできましたが、納期が遅くなってもいやなので標準内容での注文です。セット内容は下記の通り。
同じお店での単品価格と比較すると、バラバラに買うよりも3千円ぐらい安い設定になっているようです。でも久々にPC組立してつくづく思いました。完成品を買えばよかったです(苦笑)。
それはさておき、いきなりFreeBSDを入れる前に、Pentium-DC 1.8GHzというのはお絵かき機の Core2Duo 1.86GHz とどれほど性能差があるのか実験してみました。まずは Windows Vistaのインストールです(笑)。
お絵かき機は4.2でしたので数値は圧倒的に負けているのですが、プロセッサは同じ、HDDなんて逆に勝ってますね。グラフィックが軒並みダメダメですが、サーバ機では全く関係ないのでOKです。
次に簡単なベンチマークとして、下記を実行して時間をストップウォッチで計ってみました。
>ffmpeg -y -i hoge.mpg -vcodec h264 -b 400k -an fuga.mp4
Core2Duo 1.86GHz
(Windows XP)1分27秒80 PentiumDC 1.80GHz
(Windows Vista)1分29秒22
うお、どっちも変わんないよ!! Pentium-DC ってキャッシュ容量以外はCore2Duoとおんなじはずなのですが、条件がそろえば同じようなスコアになるのですな。ちなみに、上記のffmpegはシングルスレッドにしか対応していない版なのでデュアルコアを使うと性能差が開くかもしれません。
余談ですが、SATAのCDドライブはDELLのPCに付いてたやつが余ってたのでこれを使いました。てことでスーパーマルチドライブは余りました。これって3千円ぐらいはすると思います。てことはつまり、セットで買ってもちっともお買い得ではなかったということかもー(T^T)。
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