今のMacBookProってすごいな~と書いたことで買い換えを検討しているのかと思われた方がいらっしゃるかもしれませんが、残念ながら大ハズレです。MacBookProはそんなにホイホイと買えるほどリーズナブルではありません(T T)。
てことで、かわりにHDDを入れ替えてみることにしました。実はMacBookProで最大の不満点というのはディスクアクセスの遅さなんですね。ノートパソコンにしては速いほうなのかもしれませんが、どうしても2.5インチHDDは3.5インチHDDと比較して遅くなってしまいます。てことで、まずは入れ替えるHDDを調達しました。現状よりも速くて容量の大きいものとして選んだのは HGST HTS722010K9SA00(100GB/7200rpm/16MBキャッシュ)、¥11,970也。このシリーズは7K200というものですが、既存の5400回転HDDと同等の消費電力なんだそうです。7200回転は使ったことがありませんが、最近は単体では普通に売ってますし現行のMacBookProのオプションでも選択できますから交換してもさほど大きな問題にはならないでしょう。100GBと120GBで迷ったのですが、100GBが1プラッタに対して120GBは80GBプラッタ2枚で転送速度が劣り動作音も若干大きいので100GBにしました。(←消費電力がスペック上同じなのは不思議です)
てことでさっそく入れ替えてみました。と簡単にいえるほどMacBookProのHDD交換は簡単じゃありませんでした(^_^)。
ここまでバラさないとHDDが見えない 外したねじはこんだけ
今回ほどノートパソコン歴代で5本の指に入ると言われる簡単HDD取り外し可能なMacBookを恨めしく思ったことはありません(笑)。ちなみにMacBookProって裏面がフラットでネジが露出してる印象がないのでシールとかを剥がさないといけないのかな~と思っていたのですが、すべてのネジは見えるところにありました。ネジがちっちゃく頭をヘアライン加工してあって綺麗なので目立たないんですね。ネジを外したりつけたりしてるとなんだかウォークマンを分解してるような気分になりました。アップルがソニーよりもソニーらしいと言われることもちょっとわかるような気がします。
で、Leopardをタイムマシーンからリストアして使ってみた感想。
ちょっと速くなった・・・かも(笑)
いや、アクセス時間がいきなりゼロになるわけじゃないので。Dashboardの初回起動とかはそれなりにディスクアクセスの時間が発生します。ただ、Leopardの電源ONでの起動は飛躍的に速くなったと思います。長年使ってごちゃごちゃになったOSをクリーンインストールしたような感覚。実際直前にはクリーンインストールに近いことをしていますが、交換前のHDDも数日前に同じ手順でリストアしていますから同条件と考えてよいでしょう。あと、Thunderbirdでのメールの取り込みとかCaminoでの重いページのレンダリングが速くなっている気がするのですが、こっちはもしかすると気のせいかもしれません。
そして今回の一番の謎。
Dashboard移行時のカクカクが無くなった!!
えぇぇ!! そんなアホな(笑)。これってHDD関係ないのにね。後付けで理由を考えてみましょう。
やっぱり(4)なのかな~?(笑)
(おまけ)フタ2箇所とHDD緩衝材にはトルクスねじ(T6)が使われています。特にHDDのは硬いのでまともなドライバーが無いと取り外しは難しいと思います。 手元のホムセン工具セットはT8までしかなかったのでマイナスドライバーでがんばってフタを開けたけど、同じ調子でHDDのネジをむりやり回してドライバーが曲がってしまったのは内緒です(笑)。その後引き出しをあさってたら偶然T6ドライバーを発見したので無事交換できました。
(おまけ2)HDDを新しいのに交換してリストアする際、リストア先に内蔵HDDは表示されませんでした。あらかじめMacでパーティションを作成しておく必要があるようです。といってもLeopardのインストーラにディスクユーティリティが入ってますから、これを使って初期化したあと[戻る]ボタンではじめに戻ってやりなおしたらリストア先としてちゃんと表示されました。
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