MacBookProの画面が映らなくなったよー!! かびーん!! な毎日ですが、インターネットで調べてみるとMacBookProの修理費は¥51,450 というにわかに信じがたい事実が判明しました。と同時に、「バックライトに使われている冷陰極管という蛍光灯のようなものはがんばれば自分で交換できる」というのもわかりました。まぁ球切れならば交換すればいいじゃろ・・・ということで今回は部品を調達して交換してみることにします。
冷陰極管というのは左図のようなもので¥1,500でした。本当は測ってから購入するものなのですが、MacBookProって何度も分解するには面倒すぎるので、検索して出てきた PowerBookG4 15インチと同じだろうということで、直径が2mm/全長33cmのを買ってみました。すごく細いのでちょっとしたことで折れちゃうのだそうです。
てことで、とりあえず分解。
MacBookProはディスプレイパネルをばらすためのねじにアクセスするため、ヒンジ部を外す必要があります。結局HDD交換の手順からさらに踏み込まなくちゃいけないことに・・・。
さらに困難を極めるパネル部2枚下ろし作業を終えたらこんな感じ。LCDの手前にインバーター基板が見えます。配線からすると、冷陰極管はパネルの下部に組み込まれているみたいです。
さて、一線を越える前にちょっと落ち着いて実験してみました。インバータ二次側のコネクタはThinkPad T23 と同じ形でしたので、試しにつないでみました。
ぬあ!? バックライトが光ってるんですけど(笑)
上図は逆にMacBook Proのインバーター出力をThinkpadの液晶につないでみました。こちらは光りません。てーことは、冷陰極管ではないってことですかな?
試しに信号線を接続してインバーターの出力だけをThinkPadから取ってみました。やっぱりちゃんと映ってますよ
で、これが問題のブツ。
可能性としてはインバーター回路への信号が来ていないことも考えられますが、目視では断線も無いみたいですしインバーターは壊れやすい部品だそうなので最も怪しいです。となると、こいつを交換すれば直る可能性が高いと思われるのですが、困ったことに
アップルって部品売りをしていないのだとか・・・。あれ~? IBMとかだと個人でも部品を買えるので交換修理が簡単なのにー。部品を販売しているお店もあるのですが、上記のブツは見当たりませんでした。というか、古いMacのものが多い。ジャンク品から程度の良いパーツを切り売りしているという感じなのかな~? インバーターの外装にはアップルの品番、基板にはNECの品番が書いてありましたが、どちらで引いても残念ながら見つからず。
ということで、最終的に選択した方法
うちのMacBookProはもうしばらくデスクトップな生活が続きそうです(T^T)。
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02/05 | ( 通りすがりさん ) |
お疲れ様です。 私もMacBookProの画面が写らなくなり、情報を収集中です。 インバータは、ヒューズが切れてることが多いらしいですよ。<<http://www.h4.dion.ne.jp/~pond/new_page_313.htm>> また、海外でよければ部品は、こことかで売ってますよ。<<http://www.powerbookmedic.com/MacBook-Pro-Inverter-Board-Assembly-p-16873.html>> では | |
02/05 | ( たかたに ) |
どうもありがとうございます。別エントリで書いているのですが、私も国内で見つからなかったのでそこから調達して交換しました。 http://toriyu.jp/hitorigoto/2008-01.html#2147 MacBookProって買い換えるとお高いですから、修理して直るとよいですね。 |