(前回までのあらすじ) すべてのクライアントでMTUを1438に設定しないといけないなんてそんな殺生な・・・
この問題はFreeBSDをDHCPサーバにする等で、クライアントのデフォルトルートをFreeBSDに向けることができれば解決します。てことで CTU の設定画面を開いてみました。
ほへ? DHCPについて「機能の使用」がOFFに出来ないんですけど(笑)。うむむ、これはVoIPが固定アドレス設定できないとかそういう以前の問題ですな。VoIPアダプタを取り外した状態でCTUを再起動してみてもこのメニューの状況は変わらず。説明書を読んでもそれらしい記述は見当たりません。
うむむ、まぁ普通に使う分には固まることはあまりないので諦めるしかないかな~、と思いつついろいろ検索してみると、こちらのページに行き着きました。こちらの方がNTTに問い合わせたところによると、払い出しアドレスをVoIPアダプタだけに制限すると事実上無効化されるのだとか。うぬぬ、そんな手があったとは。というか、私の感覚ではこの状態で別のDHCPサーバを立てたところで、CTUの方が先に応答してしまうとダメなのでは?と考えてしまったのですが、実際設定してみるとちゃんと動いています。DHCPサーバって払い出し個数を超えた場合はエラーを返すのじゃなくて反応しないって動作をするのかな?
ともかく、これにて従来どおりFreeBSDをDHCPサーバ兼ルーターにすることが出来ました。Windowsのftpで数百メガバイトのファイルをPUTしても もはやハングアップすることはなくなりました。これでようやく安心してネットワークを使うことができます。
# 数百メガバイトをアップロード中でもWWWブラウズとかがぜんぜん重くならないのはさすが。□ 関連記事