暗号化といっても受動的に電波を監視してるだけでキーが解読できてしまうWEP。128ビットとは名ばかりで、実は互換性を考えると英数13文字+α程度の組み合わせしかできないので総当りでもそれなりに突破できてしまうWEP。そんな時代遅れ感ただようWEP128ですが、我が家においては現役なんです。
なぜなら、、、U101ではWEPしか使えない!!
いや、正確には「WEPしか使えない場合もある」かな。Windows XPがまだ普及していない時代はWPAはあんまりメジャーじゃなかったような気がするのですが、今となっては使えて当たり前。割と古い無線LANアクセスポイントでも使えますし、無線LANカードではドライバを更新したら使えるようになるということもよくあるようです。が、U101のドライバの更新履歴にはそういう記述がありません。で、すっかり諦めてたのですが、昨日ものは試しで再インストールしてみると使えるようになりました。
じつは再インストール自体は先日 外付けDVD-ROMドライブを購入したときに実践しているのですが、そのときはこの選択肢は現れませんでした。前回の再インストールと異なる点はただひとつ。
サービスパックを当てる前にマイクロソフトのWPAパッチを当てた
ということ。このパッチってサービスパック1だけ当たった状態(U101のリカバリ直後)でないと適用できないんですよ。で、サービスパック2や3に含まれてるのだろうと思っていたのですが、今回の件から察するに後のサービスパックには含まれてないんでしょうね。その後 サービスパック3を当ててみましたが、WPAは消えずにちゃんと使えています。AESは使えなくてTKIP止まりですが、WEP128とでは天と地の差があります。
永きにわたりWEPで運用していた我が家の無線LAN環境ですが、ようやく更新することができそうです。