proxy専用機も新調したことですし、ブラウザのproxy設定もちょっと手を入れてみました。
結局スクリプトの場所を指定しなきゃいかんのに、なんでこんなものがあるのじゃ? と今まで不思議に思っていたのですが、場所を指定すればプロトコル毎の設定やポート番号、no-proxyのURL等を記述しなくても良いのと、JavaScriptで条件分岐ができる、proxyがコケてる場合は自動的に使わないモードに移行するというのが良いところのようです。
CNAMEレコードでwpadというのを作成し、上記スクリプトを /wpad.dat として置いておけば、MS-IEのデフォールト状態の『設定を自動的に検出する』で勝手に読み込まれるんだそうな。作ってみると確かに動作しました。まぁ自宅で使う分にはあまりありがたみはありませんが、もう少し大きなLANの場合は案外便利だと思います。自動検出のチェックを外せばproxyを通らなくなるので透過proxyよりも使い勝手は良いでしょう。
proxyの設定に自動設定スクリプトを使って一番大きいのは『接続先によって振り分けが出来る』ということでしょう。たとえば現在はZAQ回線経由でWWWを見る設定にしていますが、DTIの一部コンテンツがDTIのアクセスポイントからでないと受け付けないのであれば、DTI用のproxyを使うかダイレクト接続にしてしまえば良いわけです。でもってZAQが『晩に遅い』とか『○○曜日に遅い』ことが判っていれば、そのルールをスクリプトに書くことができます。ルールを提供するのは(普通)サーバですが、判断を下すのがローカルマシンという発想が面白いです。
# IPアドレスを使う条件式の場合はローカルとproxyの両方で
# 名前をひかなくちゃいかんというのがちょっと気になりますが・・・