Exiftool でレンズ情報をコピーできる事はわかりましたが、これをどう料理しようか?とボヤいていたところ、「iPhotoからファイルを取り出すタイミングだとフォルダアクションなりAutomatorなり方法はあると思いますよ。」と教えていただきました。ただ、これをするにも新しいことをちょっとだけ調べたりしなくちゃいけません。
私のポリシーは手抜きできるところはとことん手抜きすることなので(^_^)、知ってる事だけでやったらどうなるのかな〜ということでちょっと試してみました。
#!/bin/sh
cd $HOME/Pictures/iPhoto\ Library/Modified
exiftool -r -overwrite_original -if '$Make eq "NIKON CORPORATION"' -if 'not $LensID' -TagsFromFile ../Originals/%d%f.%e -MakerNotes ./
iPhotoでは ~/Pictures/iPhoto Library/Originals/年数/ロール名/hoge.jpg のような形式で保存されているので、これでとりあえず動きます。ただ、問題なのは実行時間。
% time copyMakerNotes.sh 59 directories scanned 1062 files failed condition 0 image files read 35.188u 0.335s 0:35.69 99.4% 0+0k 0+2io 0pf+0w
2回目以降は処理済みのファイルはスキップするのですが、それでも36秒かかります(笑)。対象が多い場合に一括処理は便利ですが、散財記録で縦位置ファイル一つの場合は大げさすぎるので、やっぱり別の方法を考えたほうが良さげです。
ところで、レンズ情報さえ保存できれば、iPhotoの「ドラッグで改変ファイルがコピーされる」仕様はとても便利です。iPhotoでは傾き補正から露出補正・色合い補正など、ViewNXと比較にならないほどの役に立つ後補正処理が使えます。これはありがたい。Nikkor 18-55mm ではなぜか他のレンズと比べると暗く写る傾向があるものの、EVを+1にすると白飛びしちゃうことがあって困っていました。が、もうオリジナル画像を無理して使う必要はないですから、いつも露出を上げておくよりもそのまま撮ってちょっと暗ければ補正の方が安全のような気がします。
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