iSCSIブートがうまくいかないよ~な毎日なのですが、あきらめてNICのiSCSIブート機能を解除しようとDOSのユーティリティを立ち上げた時に気付きました。
-WOLENABLE または -WOLE 選択されたアダプタで Wake On LAN 機能を有効にします。あり? そんなオプションがあったのね。実験してみると、FreeBSDから wol コマンドでS5から起動できました。
おぉー、これはイイですね。実験用に使ったPCはオンボードで Atheros L1 Gigabit Ethernet controler が入ってるのですが、これはWOLに対応しているものの、Windowsでドライバを入れてWindowsのドライバ設定で「電源OFFからのwake up を有効にする」とかしないといけなかったのです。だからFreeBSDを入れたらWOLは使えないと。だけど intel のサーバアダプタならそんなの関係なしに起動できるのですな。これは素晴らしいです。
APM末期の頃のWOLは問答無用でマジックパケットを送れば起動していたのですが、最近はソフトウェアで設定可能になっていて困ったことにWOL無効がデフォルトなのでFreeBSDで使えないことが多かったのです。
サーバーのバックアップはFreeBSD機をWOLで起動して ssh で送っているのですが、送り先のPCが古くてギガビットイーサのssh+zfs compressなんて荷が重すぎて困っていたのです。シングルコアなのにロードアベレージが1を大きく超えるし(笑)。このNICがWOL起動できるのであればPCはなんでも良いのでリプレース時には困らなくて済みそうです。価格には見合いませんが、良い使い道が見つかりました(^_^)。
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01/18 | ( 通りすがりさん ) |
ぐーぐる先生から偶然に見つかったのでちょっとコメント(笑) FreeBSDに現在はいってるPortsバージョンのiscsi-targetを使っているならいろいろバグってます。 私はもともとMCSを試してみたくてパッチを作成していましてその副産物でいろいろ発見修正しました。Ports管理者にも一部連絡済みです。パッチに興味がありましたらこちらからどうぞ。http://shell.peach.ne.jp/aoyama/ | |
01/18 | ( たかたに ) |
やや、作者さん直々にどうもありがとうございます。じつはひそかにぐーぐる先生から聞いて訪れておりました(^_^)。intelのサーバーアダプタを使ったiscsiブートはちょっとトリッキーな方法なのかまだ実現してはおりませんが、起動したWindowsからは普通に使えるので密かにパッチを楽しみにしております。 しかし、パッチと呼ぶには失礼なんじゃないかというくらいの行数になってますね(^_^)。 | |
01/22 | ( 通りすがりさん ) |
ちょっと気になったので自分でも調べてみました。 PRO1000/PT Server single にISBOOT.EXE 12.4(Firm 2.1.4)で20090117にログ記録追加してWS2003で接続してみましたけど、どうもF6SetupドライバからMSドライバに切り替えする段階で同時2接続されてドライブを奪いあって死亡するようです(あぅ 現時点だと対処方法はないと思う。アクセスログ(約100MB)はとったので後ほど詳しく調べて対応策考えます。 2008はその後にさらに調べます。 | |
01/22 | ( たかたに ) |
詳しい調査どうもです。うちの設定もあやしかったのですが、とりあえず現状のiscsi-targetでは動かないのが仕様ということで安心(?)しました。それにしても100MBのアクセスログ・・・。がんばってください(^_^)。 | |
01/23 | ( aoyama ) |
こんなに書くとは思わなかったからデフォルトのままにしておいたけど、名前変更しておきますね。 現在WS2003のディスクレスインストールに成功したところです。結構面倒だった;;<まだいくつかエラーでるけど致命的ではなさそう。というかエラーでないとsyslogに出してくれないのです元々の作者が。 最終チェックをしたらパッチをまとめて公開する予定です。2008は最初からドライバあるしiSCSI接続できるのでDVDいれてぼけーっと見てればインストール終わりますw 簡単に書くと、NIC上のFirmが接続するのと、F6ドライバが接続するのと、MSInitiatorが接続するのと合計3個かな?を同時に処理できないと破綻するようです。わかってしまえば確かにそうなんだよね(笑) あと↑の書き込みの訂正Firmは2.1.22でした。 | |
01/23 | ( たかたに ) |
おぉぉ、早くも動くようになったのですか!! おめでとうございます。そしてありがとうございます(^^) NICを2つ(または2ポート)用意しなくちゃいけないってのが「お手軽ディスクレスクライアント」として使うには荷が重いところでしょうか。SASの接続方法としてはこちらが正しいので、やっぱり iSCSIブートはサーバーアダプタだけに実装というのは理にかなってるのかもしれません(汗)。 こんど環境を用意して使わせていただきますねー。 | |
01/23 | ( aoyama ) |
ありがとうございます。あれから追加でOSいれてみました。XPSP3はブート版イニシエータがはいらないので常用はパフォーマンス的にNGでした。 PT Server+PT Desktopで2003を入れる事はできました。 PT Server1個のみで2008は問題なくインストールできます。 VistaSPなしは認識せず。今SP統合中なので明日にでも試します。@はWindows7も試そうかと。週末はインストール大会だ(笑)思ったけど、ブートFirmから接続を引き継ぐだけなら2003の2個利用する方式でFreeBSDも起動できそう。 というわけで遊んでみてくださいな。 私は高速化のフロントエンドでも作成しようかとプロトタイプの研究中ですw |