去年の暮れから待っていたBフレッツ、本日ようやく使えるようになりました。
朝の9時すぎから工事開始。電柱側のバケット車に一名・宅内側に一名で作業を進め、途中で手間取っていたようですが 2時間弱で完了しました。我が家は木造一戸建てで、同じ電柱からADSL用に電話を引き込んでいましたので 住宅側の引き込みフックを共用して同じルートで架空引き込み、すぐそばにクーラースリーブがあったのでその穴を利用して宅内に通したあと光ケーブルはステープル止めで終端装置まで露出配線となりました。加入者終端装置(メディアコンバータ)はもっと大きいのかと思っていましたが、下図左のような壁掛け可能なものですので、柱に付けてもらいました。参考までにスケールを当てていますのでこれから導入を考えている方は設置場所の検討にご利用ください。
光加入者終端装置 |
電柱についてる変な箱 |
で、スループット試験は例の時間帯別のを改めて行うとして、とりあえずFreeBSD のfetchコマンドで簡単に調べてみました(自宅→DTI方向のみftpでputした速度を記載しています)。
凡例) que: レンタルサーバ DTI: Bフレッツプロバイダ ZAQ: CATVプロバイダ/回線提供 赤文字: 自宅を基準にした『下り』 緑文字: 〃 『上り』 青文字: その他 |
まず『BフレッツはフレッツADSL1.5Mより速いか?』に関しては考えるまでも無く速いです(笑)。いわゆる下り方向の速度は5Mbpsぐらい出ているようです。これに対して上り方向は半分ぐらいに落ち込みます。Bフレッツは上下対称かと思っていましたが、少なくともDTIでファミリープランを使用した場合は上下非対称のようです(他の場合はわかりません)。とはいえ、これまで上り速度は50KB/sでしたので Bフレッツ化で一気に数倍、能力としてはCATV(ZAQ)の下りよりも高いわけですから、はっきりいってこれで十分です。
てなわけで、うちのサーバの処理能力はレンタルサーバを遥かに上回ってしまいましたので、レンタルサーバに置いていたデータはすべて自宅から配送するようにしました。
下りのスループットが高々5Mbpsですので一般的にはADSL8Mと比べれば『お金がかかる割にメリットは小さい』のですが、上りの速度はたぶんADSL8Mの3倍ぐらいあると思いますので、サーバを設置してそこそこトラフィックもある場合はなかなか良いんじゃないかと思います。