現行のMacBook Proは全モデルにチップセット内蔵GeForce9400Mおよび下位モデルを除けば単独でGeForce9600M GTが搭載されています。私はGPUの数字について詳しくないのでよく判らないのですが、GeForce9400Mというのは intel のチップセット内蔵グラフィックよりもずいぶん性能がよくて、単体のGeForce9600M GTはそれよりもさらに性能が良いのだそうです。
さて、うちのMacBook Proにもその性能の良いGeForce9600M GTが入っていますが、どうやって切り替えるのか分からなかったので調べてみると、システム環境設定の省エネルギーを使うのだそうです。うちの旧MacBookProもLeopardを入れていましたが、微妙にバージョンが違うのか、この設定画面は異なっていました。
新型 | 旧型 |
いちばん上の「グラフィックス」で「バッテリー寿命優先」にすればチップセット内蔵グラフィックス、「パフォーマンス優先」にすれば単体GPUが使われるそうです。切り替えにはログアウトが必要だとかなんとかいうことはひとまず置いておいて、興味深いのはデフォルトでチップセット内蔵になっているということ。性能が良いのと悪いのと切り替え式でかつ手動なのだから、普通は出荷時には性能の良い方に合わせたくなりますよね?
GPUの切り替え方法があることは探さないと気付かないくらいですから、多くのMacBookProユーザは遅いほうのグラフィックで使っていることが想像できます。まぁ普段の作業でそんなにGPUが酷使されるわけがないので切替方法を知ってても遅いほう(省電力のほう)で使うんですけどね(^_^)。あえてベンチマーク試験で不利になるほうで出荷しているってところが気が利いてて面白いです。
ひょっとすると、そもそも外付けGPUはSnowLeopardで活用する予定なので それまではべつに使ってくれなくても構わないってことかもしれませんね(^_^)。
# 実際、1920x1200でチップセット内蔵 でもまったく不自由はありません