ひとりごと

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ついったー[おとなり日記] かがみさん Y.Kumagaiさん

2002/02/23 (土)

・ VTUN

会社でADSLが使えるようになったのは良いのですが、私のいる場所(大阪)のPostgreSQLや内部向けのWWWサーバを支店(東京)からつつきまわせればいいのにな~と思っていたら、VTUNというピッタリのやつがあるんですねぇ。ユーザpppと同じくトンネルデバイスを使って、ここを経由したデータは暗号化されるので途中で変なところ(インターネット)を通っても安全と見なすという考え方のようです。

でもって、これを使うには大きな障害があります。というのが、通信する相手(東京)のインターネット接続はISDNダイアルアップルータ(ローカルルータ・HUB機能付)なんです。てことで、『FreeBSDが動く機械』『NIC』『HUB』『ターミナルアダプタ』を新調するか既存のもので代用する必要があります。最終的に何も変わったように見えない事を実現するにしては費用(と人手)がかかりすぎるのがネックです。

ところでこれって、トンネルデバイス越しに各々のprivate address間で通信ができるということだと思うのですが、となると、両方ともNAT下なマシンでも Net Meeting とかでおしゃべりできるんでしょうかねぇ。なんか面白いかも。


(追記)

面白いかも~じゃあれなので、とりあえず自宅~会社間で試してみました。

で動くようになりました。案外簡単ですね。因みに、自宅のppp接続ではvtund用にport forwardingは変更していないので、先の例ではダイアルアップルータは置き換えなくてもNAT下にFreeBSDをぶら下げれば使えるようになるかもしれません。(ダイアルアップルータでDHCPをOFFに出来ることが前提ですが)

で、どの程度スループットが落ちるのかもHTTPで簡単に見てみました

方向直接VTUN経由倍率
自宅(Bフレ) --> 会社(フレADSL)3141 kbps1316 kbps41.9 %
自宅( 〃 ) <-- 会社( 〃 )687 kbps636 kbps92.5 %
※ 自宅: K6-200+430HX、会社: PentiumII-300+440LX

自宅-->会社の落ち込みが激しいですなぁ。やはりPentiumのご老体には暗号符号化は重労働ですかの~。まぁ相手はISDNですしdefault routeをVTUNに向けるわけでもないので何とかなるかな、といったところです。
# 会社のプリンタに自宅から印刷できたりするのが面白い(^^;)

[つっこみ]

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たかたに(takatani@mars.dti.ne.jp)