なんとかにつける薬は無いだとか死ぬまで直らないとかいう格言がありますが、また散財。Nikon D3000 18-55mmVRレンズキット¥36,178也(注:写真のレンズは付属のものではありません)。初めに買ったD40はご家族様にご進呈しちゃったのでその代わり。
最近は車で通勤してるのですが、移動中とかどこか立ち寄った所などで写真を撮りたくなることがあります。そんな時の為に余ってるコンパクトデジカメを一つ車に積んでいるのですが、これがなんとも写りが悪い。このカメラが悪いというよりも、普段D90で撮った絵しか見ないのでコンパクトデジカメの写真が汚すぎて見られない体になっているようです。で、最近流行りのミラーレス一眼なんかちっちゃくて欲しいなー、と思っていたわけですが、そんな新製品よりも普通のデジタル一眼のほうが遥かに安いのです(^_^)。ちょうどこのレンズキットはAmazonで納期が1ヶ月ぐらいと記載されていたので、気が変わったらキャンセルしようと思ってポチった訳です。まぁポチった次の日に発送手続きになっちゃったことは予想を超える事態だったわけですが(汗)。
それはともかく、D3000というのは製品クラスとしてD40と同じような立ち位置にあるだけあって、見た目も使い勝手もD40とそっくりです。でもいくつかD40を超えるポイントはあります。個人的にはD40とD90を比較した場合、D90のほうが初心者には向いていると思うのですが、その最大の理由である「11点AF」がなんとD3000には搭載されています。D40やD3000のファインダーは小さいので三脚を使うような局面でもない限りAF頼りになっちゃうのですが、D40の「3点AF」では構図やシャッターチャンスが制限されることが多かったんですよね。ファインダー内のクロスラインもD90同様使えますし、3年ぐらいの間にずいぶん進化したのだなーと思います。
でもってこれは普通に車の中で撮った写真。なんてことはない写真なのてすが、コンデジではこんなふうに写ってくれないんですよねー。
そしてこちらは暗いところで撮った絵。小さい絵ではわかんないかもしれませんが、拡大するとノイズがかなり多いのがわかります。ISO1600だからまぁ仕方がないのですが、高感度特性に関してはD90よりも劣るようですね。
ちなみに、D3000を使ってみて「良くないな」と思ったのは次の3点。
初めの項目は、D40やD90では隅に緑の印が入ったボタンがありまして、それを同時に押すと露出やホワイトバランスなどがデフォルト値に戻るのです。撮影中は特に露出とか測光モードをコロコロと変えるわけですが、これをリセットできるととても扱いやすいのです。D3000にもリセットのメニューがあるのですが、これを押すと絶対変更しない項目までもデフォルト値に戻ってしまうので、こんなの使えません。結局変更したパラメタをちまちま戻していくしかないのでとても面倒です。この点だけはD40と比べて悪くなっています。
残りの2項目はD90と比べると不便だな〜という程度なのですが、同じ調子で使おうとすると「むむむ」となる点ですね。アクティブDライティングに関してはD3000で撮ってると白飛びが多発するわけで、「これまでD90のカメラの性能にずいぶん助けられていたんだな〜」と再認識しました(^_^)。だけどD3000では遅いので基本OFFじゃないと使えないってのは初心者用カメラとしてはあまりよくありません。
という点を除けば特に問題はないですし、価格は上位機種とは比較にならないぐらい安いですから初めの一台としてもサブ用としてもオススメの一品です。だいたいうちにはレンズがいっぱいあるからボディーだけでよかったのに、ボディーのみとレンズ付きの価格差が¥1,528なんてどうかしてます!! なんだかしらないけどレンズが一つ増えちゃいましたよ(笑)。