いわゆるウルトラモバイルのカテゴリのポータブルノートパソコンでイマイチ良いのが無いな〜とパスし続けた結果、なんとうちのVAIO-Pがまともに動作しないようになってしまいました(T^T)。仕方がないので代わりのノートパソコンっぽいのを今月初めにお買い上げ。ASUS VivoTab Note 8 + Microsoft ワイヤレスBluetoothキーボード。¥37,800 と¥4,980也。
タブレットに関してはiPad miniを持ち歩いてるので必要ないのですが、VAIO-Pのような カバンに入る大きさでまともな配列のキーボードが付いたノートパソコンって現在製造されてないんです。ノートパソコンがダメなのなら・・・ということでタブレット型Windows端末。何故かタブレットのWindowsってすんごい安いんですよね。4万円弱でWindowsのProfessionalとOffice2013 Home & Officeが付いてくるのだから恐れ入ります。
で、タブレット端末とドッキング可能なキーボードがあれば良かったのですが、基本的に8インチの端末にくっつくようなキーボードはタッチタイプなんか考えられていません。私がキーボードを必要とするのは出先からのリモートメンテナンスでviエディタとかを使うからでして、そうなれば「ESC」「TAB」「CTRL」キーあたりは変なところに付いてると困ります。てゆーか付いてないキーボードもあるし(苦笑)。そんなわけで、購入したのは持ち歩けるけどサイズ的には普通のキーボード。端末よりも幅は広いですが、カバンには入ります。
さて、往年のタブレットPCというと、「遅い」「ボタンが小さい」「思わぬ動作をする」の三重苦だったわけですが、このタブレットはずいぶん違います。CPUは名前こそAtomですが、現行版のAtomはもはやいろいろ我慢する必要はありません。普通に動きます。てゆーか、VAIO Pで散々我慢し続けたのがアホみたいです。起動も速いですし、ウィンドウをぐりぐり動かしても引っかかったりすることはありません。いやはや、いつの間にかタブレットPCって使い物になるようになってたんですねー。8インチの画面の小さいアイコンを指でタッチするわけですが、不思議とちゃんと押せます。指補正がかかっているのでしょうか? 少なくともNexus7よりも押した時の命中率は良いような気がします。
この端末にさせる予定の仕事は次の3つになります。
普通のキーボードなので、実はVAIO Pよりも使いやすかったりして(^_^)。キーボードカバーを外して端末を立てかけて・・・という準備が必要なので少々手間はかかるのですが、VAIO Pほど遅くないので皮肉にも時間はかかりません。sshするだけなら、よく考えたらWindows端末でなくても iPad + キーボードというか、極端な話 iPhone + キーボードでも良いわけですが、実際に使ってみたら配列が特殊になるのでこの組み合わせはあんまり使いやすくはないみたいです。
この端末にはmicroUSBポートがありまして、ここから充電するようになっています。が、USBホスト機能も持ってまして、同じポートを使うのです。USBメスへの変換ケーブルを用意すれば任意のUSB機器を取り付けることができます。ここはAndroidやiOSには無いWindowsの強みですね。
で、諸般の事情にて最近食材をスーパーで買うことが多いのですが、そのたびに現金で支払ってるとお財布の中が少なくなっていくのです。お財布が少なくなってくると銀行に行ってお金をおろしてこなければなりません。これは不便です。しかし、私のケータイは MVNOのiPhoneですからおサイフケータイにはなりません。う〜む、、、、あ、クレジットカードにEdy付いてるわ。ということで、これを使ってみることに。
なお、クレジットカードからのチャージはインターネットで手続き出来るのですが、実際にEdyカードに入れるためには何らかの手続が必要です。ということで、USB接続のPaSoRi RC-S380 ¥2,300円。当初は自宅のVAIOに内蔵されてるFelicaポートを使ってましたが、これがあれば出先で任意の時点でチャージできます。そもそもお財布ケータイならこんなの必要ないのでしょうが、まぁEdyカードでも別に困らない運用は可能なようです。
gpxファイルを取り出す時に使います。PaSoRiの口がGPS ロガーと同じminiUSBなので、ケーブルは一本持っていれば共有できます。取り出したgpxファイルはDropboxのフォルダに置いて、Macでexiftoolを使って写真に位置情報付けたり、AndroidのMy Tracksに読み込ませて経路やグラフ表示したり。これまでは自宅のVAIO (Type G)でやってましたが、意外なことにCore soloのノートパソコンよりもAtomの方が速いので、最近はタブレットを組み立てて使っています。
ということで、実は期待せずに買ったのですが、意外とちゃんと使えています。
新旧持ち歩きPCを並べてみた図。大きさとしてはよく似た感じ。キーボードの打ちやすさも高いレベルでよく似た感じ。でも動作速度は月とすっぽん。いやはや、仮にVAIO Pをタダで修理してもらっても もはや戻れないです。
ということで、世間一般のWindowsタブレットとはずいぶん用途が違うと思いますが、導入してみた感想でした。