実はとっくに Samba3系のサポートが終わってた件ですが、そのまま入れてるのもアレなので、4系に入れ替えることにしました。
将来的にはActive Directoryの練習がてらに構築してみるのも良いかと思いますが、取り急ぎ必要ありませんから「Macから使えるパスワード保護された共有を作る」目的で構築します。
# pkg install samba43
# pdbedit -a -u takataniにてユーザー takatani を追加。パスワードとかは聞いてくるので適当に入れます。昔は直接パスワードファイルを編集したりしてたのでイマイチsambaの流儀はよくわからないのですが、とりあえず上のコマンドで作れたので良しとしましょう。これでユーザを作成すると、/var/db/samba4/private/ の中のファイルに記載されるようです。
いやはや、面倒クサい設定を一切すっ飛ばすと samba ってほとんどなにも書かなくても動くんですね(^_^)。以前の Windows95 が幅を利かせていた時代と違って、MacにしろWindowsにしろ「複数台のコンピュータでファイル共有」に関しては何の設定もなくできるようになってますし、家庭内でもっとも難易度の高いであろうプリンタ共有なんかはそもそもプリンタにやらせた方が便利だと思います。冷静に考えてみれば新規に samba を入れる必要性って今はもう無いのかもしれませんね。うちの場合は すべてのファイルが FreeBSD のZFSの中に入ってるので、バックアップの都合上sambaでこの中のファイルを覗きにこさせるのが一番都合良いという事情があってsambaは必要ですけどね。
なお、samba3.6から4.3に入れ替えてみると、MacからFinderで共有を表示させてる時に FreeBSD側から ファイルを作成や削除すると、Finder の表示が即座に変化するようになりました。おや? どういう仕組みかわかりませんが、これは便利ですな。今までは再読み込みするまで更新されませんでしたから。特にMacでは再読み込みの方法がわからなくてcmd+上、cmd+下というよくわかんない操作をしてました(苦笑)。