退職後は優雅にニート生活を満喫する毎日ですが、来月からは公共職業訓練に通うことになりました。ニートの定義は Not in Education, Employment or Training だそうなので、職業訓練を受けると同時にニートでは無くなってしまいます。ということを書きたくて Wikipedia でニートを引いてみてわかった驚愕の事実。
ニートは15〜34歳まで
がびーん。何と年齢制限があるんですか!? 何たる年齢差別!! さっきまで自分はニートだと信じて疑わなかったのに、実はニート失格だったなんて(笑)。ともあれ、職業訓練は7ヶ月ですので長期戦で臨むことにします。
ちなみに、私の場合は転職を期に職種をゴロっと変更したくて職業訓練を受けることにしました。公共職業訓練では一定条件を満たせば失業手当受給期間が延長されるので、受給目当てで職業訓練を受ける人もいるそうです。が、これって正確に計算すれば分かるのですが、けっこう損をします。
失業手当の受給額は前年度の収入や年齢によって変わるのですが、私の場合は18万円弱になります。しかし、退職して収入が無くても住宅ローンとか固定資産税等は相変わらず支払わなくてはなりません。単純に固定で出て行くお金を全部足すと22万円ぐらいになります。足出てます。ここでの計算では国民健康保険や国民年金・市民税も入れてますから、就職するならそれを差し引いた手取り17万円ちょっと+食費が私が長期的に破産しないための最低限必要な収入です。実はこの条件での職探しはそんなに難しくありません。となれば、職業訓練自体が必要ないのであれば、さっさと就職したほうが収入は増えますし失業手当の残存日数に応じてご祝儀が支払われますし、再就職後の給料が下がった場合はある程度補填されたりで良いことずくめです。
なお、職業訓練といってもマンツーマンで指導してくれるわけじゃありません。予備知識も無く飲み込みも遅い人にあわせて進行することが予想されるので、単に訓練終了してもたいした技術は身につかないでしょう。ただ、「環境」が有るというのは大きいです。今のところ考えている次に行きたい職種がそのまま職業訓練の学科になっているので、おそらく機材・仕事の進め方などは実物や資料として存在します。講師も私よりかはその筋の人ですし、よく似た学科が集まった訓練センターなので職業相談においても突っ込んだ話ができるでしょう(ハローワークで相談した時は相手が全く知らない分野だったらしくぜんぜん話にならなかった)。そして同じ境遇の人がまわりに居ます。たぶん大学とかと一緒で、その気があればいくらでも活用できる環境なんだろうなーと思います。
まぁ再就職に失敗すれば元の職種に戻ることもあると思いますが、今のところは夢は大きくです、よ。
06/09 | ( ときかけうさぎ ) |
さすがは大都会! 私の地域は田舎なので漫画家・イラストレーターの職業訓練なんてありませんでした(違 | |
06/10 | ( たかたに ) |
あぅあぅ、その職業訓練はもしかしてやまぶきと言うのでしょうか。残念ながらそっち系ではないです ^_^; |