旅行に持って行こうとして注文するも発売延期になっていたものが旅行中に届いていました。ピクセラ LTE対応USBドングル ホワイト PIX-MT100、Amazonにて ¥14,800也。
この手のブツは意外と珍しいのですが下記の特徴があります。
ということで、使用イメージはこんな感じになります。
このモバイルバッテリーは軽量コンパクトなタイプで 3.6V 3,350mAh となっていますが、実際に差し込んで通信・放置したところ、12時間経過した時点でバッテリーの緑ランプがオレンジになりまだ通信できていました。翌朝には切れていたので正確な時間はわかりませんが、12時間は使えて24時間は持たないといったところですね。
私は過去に何回かWiFiルーターを使ったことがあって、ストレス無く使える為にはいくつかクリアしなければいけない条件があると思っています。
あたりが過去に考えた条件なのですが、これの前提はWiFiルータの電池が2〜4時間くらいしか持たないという現実があったからなんですね。そもそも12時間も持つのであればスリープする必要なんかないんです(笑)。ということで、モバイルバッテリーとこの製品を組み合わせた場合には(2)〜(5)は考える必要はありません。残念ながらWebの設定画面を見ても(1)は確認できないのですが、多くの場合iOS機なりAndroid機のLTE受信状況を見れば電波が来てるエリアかどうかは確認できますから特に問題はないでしょう。写真の組み合わせでは12時間以上という稼働時間ですが、もっと大きなモバイルバッテリーを使えば1日でも2日でも連続稼働する訳ですから、もはや稼働時間が問題になることは無くなることでしょう。
なお、旅行中にiPhoneの月間データ通信量を使いきって超低速使用を強いられているため、実際にお出かけ時にWiFiルータとして使ってみました。以前なら地下鉄に乗ると「駅では使えるが走行中は使えない」「回線接続リトライのタイミングが合わなければ駅についてもしばらく使えない」という問題があったのですが、現在は地下鉄走行中でもそのままLTEが使えますので、接続が切れること無く「高速通信が使えないiPhone」で快適にWiFi接続ができました。いやはや、ずいぶんと環境が整備されたものですね。割と初期に設置された基地局で3Gしか使えない場合はLTE専用端末のため使えないのですが、おそらくそんなに多くはないでしょう。地上では私が大阪から北海道まで走りながら電波を見ていた限りでは、LTEのエリアがほとんど、林道では圏外になることがあり、意外にも3Gと表示されたのは極めて限られた区間でした。もはやFOMAプラスエリアが重要な意味を持つのは過去の話なのかもしれませんねぇ。
ちなみに、このルーターは車に接続して車載アクセスポイントにする予定です。車載AndroidとしてNexus7を使っていますが、SIMで通信したりBluetoothネットワーク共有で通信しようとすると何故かODB2のBluetooth接続が頻繁にリセットされるのでよろしくないのですね。WiFiによるネットワーク接続なら問題無いことが分かっているので、これでようやく OK Googleが使えるようになります(^_^)。