その筋の専門用語らしいのですが、『ザウルスで描いた絵』のことをザウ絵もしくはザウ画というのだそうです。モバ絵の特化した表記ですね。
ザウルスを買った当時は付属のフォトメモリーというお絵かきソフト(ビュア?)が手書きメモの為だけに設計されているせいか、レイヤやマスクが無いのはともかくとして塗りつぶしコマンドすら無いので、私の画風(笑)である主線有り画は描けないという結論に達していました。しかし、ザウルスでは一応開発環境も提供されていますから、絵を描きたい~という有志によってお絵かきソフトも開発されています。私のザウルスで使えるもののうち代表的なのがTOKさんのPettit Paintおよび曽我 十郎さんのPrism Pocketです。どちらも同じような感じなのですが、PettitPaintの色選択がRGBなのに対してPrismPocketはPainterとまったく同じ色相環+三角パレット(三角ではなく四角ですが^^;)が使えるんですねぇ。Painterで馴染んでしまったからかPhotoshopやPaintShopProではまともに色を選べない体になってしまった私としては『これは良いッス!』状態ですね(スクリーンショット)。
で、なんとなく描いてみたのが右の絵。『お絵かき掲示板で描きました~』というような絵なのですが、こういうのならザウルスで十分描けますね。って私はこういうのしか描けないのですが(笑)。画面が小さくて筆圧感知機能もないのですが、その姿はまさしく私の理想とするタブレットPC(^^;)なわけで、こと『思い通りの線を引く』事に関しては普通のPCのタブレットよりも易しいです。なお、お絵かきソフトはすべてアイコン表示のため難しそうに見えるのですが、説明書を一通り読んだら自分が使えそうな機能は少ししか無いことに気づいたのでそれだけを使いました。よく使うソフトの使い方をぜんぜん知らないのは私の悪い癖です(^^;)。
てことで、ザウルスを使ってお絵かきもなんとかできるようになりました。実をいうと、PDAを買った理由の一つにはこういう形の絵を描く環境が欲しかったという事があったのです。この野望は購入初日に儚くも消えたように思えたのですが、お絵かきソフト導入によってまた息を吹き返してきました。ザウルスでお気楽画とか暇潰し画ってのもいいかもしれませんね。