T20に主役の座を明け渡してからというもの、いまいち利用価値のない ThinkPad 560X をなんとか救済できないものかということで、気まぐれにより FreeBSD4.8 を入れてみることにしました。
元々20GBを半分に割ってWindows2000を入れていたので、後ろの領域にFreeBSDを入れたらいいかな~と思ってインストールしてみたのですが、インストールはできたものの8GBの壁でブートできず(笑)。Multiple Boot Managerというイカしたブートセレクタを使うとおなじみのブートローダの画面まではたどり着く事ができたのですが、/kernel がロードできずに断念。LBAでない機種に無理やりおっきいHDDを入れている場合はダメみたいです(T_T)。
てことで、気を取り直して IBM Feature Tool にて HDDの総容量を7.9GBにして(この時点でWin2Kは消える^^;)からインストール。なんとかうまくいきました。余談ですが、560Xにはフロッピーディスクドライブしか付属していなくて、LANの口もありません。CD-ROMドライブも無し。手元にネットワークのPCカードはいくつかあるのですが、すべて標準のインストーラでは認識されません。こういう状況下ではHDDを取り出してインストールするしかないと思っていたのですが、ナント、USBイーサネットアダプタのLUA2-TXというのが差し込んだだけで動くんですねぇ、びっくりです。てなわけで、無事FreeBSDのインストールができました。
続いてWindows2000をインストールするには CD-ROMドライブ無しという難問をクリアしないといけないわけですが、こちらはFAT32パーティションを作っておいて FreeBSD から mount_msdos してファイルをコピーという必殺技にて対処(^^;)。USBのネットワークアダプタは非常に遅かったのですが、FreeBSDを使えばCD-ROM無し機種でもWindowsのインストールができるようです。
てなわけで、なんとか両方インストール完了。560XではXがうまく動きませんから、これといって用途はないのですが、Windows2000はWWWブラウザとTeraTermが動けばそれなりに使えますし、FreeBSDも非常時の@FreeDルータ(笑)としてならそれなりに活用できるでしょう。
# ホントはFreeBSD5.0を入れたかったのですが、インストーラが