『会社のお店のネットワークをこしらえましょう』ということで、ルータ用にパソコンを5つ買ってきました。DELLのCeleron433+MEM128MB+810チップセット+HDD4.3GBにて5台で¥74,000也。なんかもったいないような気がするのですが、同じ事ができるルータを買ってくると目が飛び出ますから、まぁこんなもんなのでしょう。
で、一台目はふつうにFreeBSD4.8をインストールしたのですが、思ったより面倒くさい(^^;)ので、二台目からはminimal installした後で一台目のHDDをセカンダリにくっつけてコピーしました。なお、パーティションは / (ad0s1a) と /usr (ad0s1e) に切ったのですが、
- ad0 に minimal install のディスク、ad2 にコピー元ディスクを接続
- boot -s で起動
- % cp /dev/ad2s1e /dev/ad0s1e ← /usr
- % cp /dev/ad2s1a /dev/ad0s1a ← /
- いきなり電源を切る
という怒られそうな方法(^^;)でもちゃんと動くんですねー。コピー元から起動するほうが普通なのですが、CD-ROMを外してディスクをくっつけるだけのほうが簡単だったので手抜き作戦なのです。
量産自体は簡単なのですが、ルータですので量産後下記のファイルを一台ずつ設定する必要があります。
- /etc/resolv.conf
- /etc/rc.conf
- /etc/hosts
- /etc/namedb/named.conf
- /etc/namedb/grv.zone
- /etc/namedb/grv.rev
- /usr/local/etc/dhcpd.conf
- /usr/local/etc/vtund.conf
- /usr/local/etc/squid/squid.conf
- /usr/local/etc/rc.d/vtund.sh
- /usr/local/www/data/proxy.pac
むむむ、3台目ぐらいまではよかったのですが、後のほうは飽きてきました(笑)。一度に作るのは2~3台ぐらいが良いみたいですねー。てことで、一通り終わったので後は現地に置くだけです。FreeBSDでルータを作ると、『長期間ほったらかしてもちゃんと動く』のと『遠隔地から状況が把握できる』のがよろしいのです。
# 実際に動かすと会社のADSL回線がぱんぱんになってしまいそうなのがちと心配