鋭いひとには読めてしまったと思いますが、またまた散財です。今回はパイオニアの PD-HS7というCDプレーヤ。といってもCDプレーヤが必要なのではなくて、DACモードが付いてるのでそれが目当てなのです。インターネットの通販にて中古品¥39,800也。
わたくしの場合、だいぶ前はパイオニアのD-05というDATを使っておりまして、この音が結構好きだったんですねー。で、D-07Aという高価なDATならDACモードが付いてるらしいのでこれもいいかな~と思ったのですが、すでに化石製品なのでお店に無い(笑)。で、CDプレーヤにもDATモードが付いたものがあるらしい・・・ということで見つかったのがPD-HS7。これも化石ではありますが、時期的にデジタルオーディオの技術が十分こなれていたと思うので大きな失敗は無いだろうという安易な選択です。DENONのMDデッキも素直でフラットなので良い音だと思うのですが、いまいち力強さに欠けるんですねー。
てことで、さっそくつなぎかえて視聴。『ぜんぜん変わんなかったらどーしよー』とかびくつきながらだったのですが、少し聴いただけで音が違うことは分かりました。D-05の音とはだいぶ違うのですが(笑)、低音の締りがあってきれいな音がします。で、このDACは高域がだいぶきついらしいのですが、うちのシステムではだいぶ前にスピーカーケーブルを変えてからどろーんとした音だったので結構バランスよくなったような気がします。
実際にいろいろCDを聴いていると、今まで聴いた覚えのない音がするんですねー。たとえばハイハットの余韻とかカシャカシャいう音とか。でもってピアノのCDを聴いてみるとこれがまたイイ。恥ずかしながら、ピアノという楽器はレコーディングすると音が曇るのかと思っていたのですが、手持ちのCDもこれで聴くと高い音まできれいに抜けてるんですねー。あいやー、びっくり。もちろんジュークボックスとしてThinkPadからサウンドブラスター経由で流し込んだ音も同様でして、知らない音がいっぱい鳴ってるのでなんか不思議な感覚で聴いております。う~ん、買ってよかったデス。
ところで、PD-HS7というのはCDを再生しているときの表示はこんな感じ。