今日は会社をお休みしてα77を持ってうろうろしました。歩きすぎて体がガタガタです。もう歩けません(T^T)。
てなことを言ってても仕方が無いので、あらためてα77を使った感想などを少し。
(EVFについて)てな感じ。思ったよりもα55によく似ているので、操作に関して慣れる必要はありませんでした。下記は写真のサンプル。スマートテレコン以外は画像サイズがひたすらデカいですが、縮小画像を並べたらα55と見分けがつかないような気がします(苦笑)。
私の場合、一眼レフに使うメモリーカードには信頼性が高くて性能の良いものを使うようにしています。ということで、 先日買った α77 用にメモリーカードを調達。Sandisk Extreme Pro SDHC 32GB、Amazonにて¥11,339也。
少し前まではSandisk Extreme 30MB/s Editionが最も速いSDでした。が、現在はSandiskの中ではUHS-Iに対応したExtreme Proが一番速いのだそうです。あまり知られていませんが、実はUHS-IまではSDよりもメモリースティックのほうが速かったのです。てことで、α55の時に最速だった Sandisk Memory Stick PRO-HG DUO 32GBと比較してみました。
比較の方法としては、α77を12枚連写モード、マニュアルフォーカスにしてストップウォッチを撮影します。で、1枚目から記録された時間をそのまま並べています。記録を見ると、18枚撮ったところでバッファがいっぱいになっているので、ここから先は書き込み速度が速い方が連写間隔が短くなるであろうことが予想できます。
えーと、Extreme Proの方が若干速いかな〜という気もするのですが、あんまり変わんないですね(笑)。バッファを使い切ったあと10枚取るのに Extreme Proは3.16秒、対してメモリースティックでは3.36秒。確かに数値上ではちょっと速いのですが、実質的に同じといって差し支えないでしょう。
別の試験もしてみました。今度はバッファを使い切る(間隔が長くなる)まで連写し、カメラのアクセスランプが消えるまでの時間をストップウォッチで測定。
Extreme PRO | MS PRO-HG | |
---|---|---|
1回目 | 6.01 | 7.32 |
2回目 | 6.04 | 7.44 |
3回目 | 5.99 | 7.28 |
平均 | 6.01 | 7.35 |
手作業の測定なのでばらつきが大きいのですが、誤差以上の差が見受けられます。α77は連写速度はスゴいですが、連写可能枚数は泣きそうなほど少ないので、1秒早く書き込みが終了してくれればそれだけシャッターチャンスを逃す確率が低くなります。メモリースティックの方が速ければα55のメモリースティックをそのままα77で使おうかと思いましたが、どうやらα77で使うメモリーカードはExtreme Proで確定です。
(おまけ)同じことをExtreme 30MB/s Edition 16GBでも測定してみました。
Extreme 30MB/s | |
---|---|
1回目 | 11.01 |
2回目 | 11.18 |
3回目 | 10.54 |
平均 | 10.91 |
なんと、Extreme Proと比べると5秒近くも差が開いてしまいました。むかし高価なメモリーカードを買ったからと後生大事に使うことは、逆に新しい機器の性能を低下させてしまうことがあるのですね。
またまたカメラ本体のお買い上げ。トランスルーセントテクノロジーの流れをくむα77です。ソニーストアにて ボディのみに予備バッテリーを付けて¥127,446也。ソニーストアといってもいつもの通販じゃなくて、梅田のリアル店舗です。今まで知らなかったのですが、リアル店舗でも手持ちのクーポンが使えるのですな。
ホントは高解像度と評判の16-50レンズキットを買いたかったのですが、残念ながらこっちは売り切れ。ちょっと迷った末にボディのみ買うことにしました。いや、キットレンズってタムロンのA16と似たスペックなのですが、むっちゃデカくて重いのですよ。最近はD90にしろα55にしろ、外出するときも安単焦点しか使わない日々が続いていますから、重い16-50があってもキット持ち出すことがナイヨ・・・と自分に言い聞かせてボディのみ購入。
さて、α77と同時にα65も発表されましたが、α55/65と比較して一目でわかる違いはこのサブ液晶。D90ではサブ液晶無しなんて考えられませんから、これが付けばさぞ快適な操作が可能に・・・と思いました。が、実のところ、この画面って有っても無くてもあんまり変わりません(笑)。D90で操作が快適なのは、必要な情報がすべてサブ液晶に網羅されているから。左手のボタンと右手のダイアルのコンビネーションも操作を覚えれば快適に使える理由です。それに対してα77のサブ液晶は、例えばAFポイント・ISO値・測光ポイントなどが欠落しています。あと、設定ボタンを押せばISO値なんかは表示されますが、ISOAUTOとマルチショットノイズリダクションの区別がつかず、背面液晶を見なければ正しく設定ができません。ちなみに必要な情報は背面液晶やファインダー内に表示されており、普通の一眼レフと違って背面液晶が常に点灯しているので、サブ液晶は無くてもぜんぜん困りません。これって単なる飾りだったんですねー。驚きです。
そしてこちらがファインダー内の像。露出補正が-5〜+5まであるのはびっくりですが、シャッタースピード・絞り・ISO設定値・電子水平器・撮影モード・撮影可能枚数・記録サイズ・電池残量など、おおよそ必要そうな情報はすべて網羅されています。ISO AUTOにおいてはシャッター半押しの際に撮影時のISO値表示に切り替わります。いやはや、至れり尽くせり。外見はゴツくて意味のないサブ液晶が付いててちょっとアレですが、ファインダー内はホントにすばらしいです。OVFと見間違う・・・ことはないのですが、倍率が高いし明るいし視度調整範囲も大きいから裸眼でピントが合うしで、はっきりいってOVFよりも良いです。α55のEVFと違って、こちらはホワイトバランスもちゃんと合わせられそうです。
てことで、まだ買って持って帰ってきただけなので大したことは書けないのですが、1つだけ。α77には一部レンズに限って機能する「倍率色収差補正」「歪曲収差補正」「周辺光量補正」機能が備わっています。手持ちのレンズではα55キットレンズのSAL1855だけが対応していたので、このレンズをα55とで撮り比べてみました。
もはや説明の必要なしですな。歪曲が大きいレンズの像を補正すると周辺が流れるのですが、これだけ高画素のカメラにおいては、十分解像度の高いレンズを付けてあげると補正もうまく働くかもしれませんね。
ということで、あんまりインプレになってませんが、さらりと感想を書いてみました。お休みになったらちょっとお出かけして試し撮りしてこようかと思います。
b-mobile Fairは4ヶ月8,350円、対して1GB定額は1ヶ月3,100円です。毎月250MBしか使わない人には Fair の方がオトク、1GB近く使ってしまう人には1GB定額がオトク。それはわかります。じゃあその中間はどうなのでしょうか? ってことで表にしてみました。
もちろん、Fairも1GB定額も一定額を課金されますから月額という勘定ではないのですが、日数から逆算した一ヶ月あたりの使用料金ということで読み取ってください。
使用量 | Fair | 1GB定額 |
---|---|---|
0 | ¥2,088 | ¥3,100 |
250MB | ¥2,088 | ¥3,100 |
300MB | ¥2,505 | ¥3,100 |
400MB | ¥3,340 | ¥3,100 |
500MB | ¥4,175 | ¥3,100 |
600MB | ¥5,010 | ¥3,100 |
1000MB | ¥8,350 | ¥3,100 |
これによりますと、Fairで1GB定額より高くなるのは400MBの少し手前です。250MBまでに抑えられれば圧倒的に安いのですが、少々オーバーしても1GB定額より実質的には安くつくことがわかります。
ところで、我が家では先月の19日にb-mobile Fairのはじめの4ヶ月有効期限が切れました。最後の一ヶ月はデータ通信残量が余りまくっていたのでたくさん通信しました。そして次は1GB定額に切り替え。今までの250MB/月から一挙4倍に使用可能量が増えたのですから、まったく気兼ねなしにデータ通信しました。意味もなく速度測定サイトで無駄通信しました。自宅でWiFiを切って3Gで通信しました。封印していたGoogle Latitudeも復活させました。Androidのrootを取ってテザリンクもしました。車でGoogleMapのナビを使って走りました。それこそデータ通信を湯水のごとく使いまくったのです。
そんなリッチな1ヶ月を過ごして使ったデータ通信量は
合計 398MB(^_^)
なななな、なんと、私がふんだんに使うデータ通信量って所詮この程度だったのですか。Fairと1GB定額の速度差を考えれば 価格が同額でもFairの方が幸せになれますが、この使用量ではどう考えても Fair の方が安くつきますね。安くて速くて制限が少ない。私には1GB定額ではなく普通のb-mobile Fair が向いていることがはっきりしました。
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少し前にZFSプールバックアップ用に使っていた GT110b をメインのサーバに格上げしたことからバックアップ用にはちょっと不安定なベアボーンPCを当てていたのですが、ちょうど良いスペックのサーバが売っていたので調達。FUJITSU PRIMERGY MX130 S1、NTT-X Storeにて ¥9,980也。少し前から¥12,800で売っていたのは知ってたのですが、ちょいと決めかねていたところ 1万円を切っちゃったので思わずポチっとしました。
いつものごとく、スペックを忘れてしまうので覚え書き。
NECの安サーバ定番である GT110b や S70 タイプPJと決定的に違う点はケースが省スペースタイプということ。GT110も省スペースタイプは存在しますが、値段がお高いのです。1万円で買える省スペースサーバなんてこの機種ぐらいじゃなかろうかとおもいます。
さて、用途はZFSバックアップ用と決まっているのですが、なかなか良い大きさと価格なので、他の用途でも使えるのかな〜と思って各種OSで実験してみました。
特に何も意識することもなくインストール完了。とりあえずLANのドライバをBroadcomのページから取ってきて入れてみると、ディスプレイドライバなどはWindows Updateで勝手に調達してくれるみたいで、普通に使えるようになりました。
で、エクスペリエンスインデックスはこのスコア。メモリが少ない上に一枚刺しなのでメモリ/グラフィックスは低めですが、AEROも使えますし サーバ用のしょぼいGPUと比較すると夢の様な環境です。DDR3メモリはものすごく安いですから、1〜2GB足せば超安価に使いやすいPCが出来上がります。
普通に入れるとHDDを見つけられませんから、BIOSでSATA Mode を AHCI→Compatibleに変更しておきます。で、前述のごとくLANドライバを調達して .Net Framework2.0 と ビデオドライバとしてCatalystを入れると、とりあえず使えるようになります。XPの場合はメモリを足しても有効に使われる望みは薄いですから、ノーマル仕様で使うのがベストでしょう。XP全盛期の機械であればPen4や初期のCoreですから、1万円サーバで置き換えれば体感でものすごく速くなるはずです。
で、ここからが本命。FreeBSDではSATAはAHCIでも普通に入ります。LANはbgeにて認識され、ギガビット通信可能です。普通に halt -p で電源が切れますし、その状態からWOLで起きてくれます(←初期設定でWOL有効)。ふふふ、ZFSのバックアップは毎日決まった時間にWOLで起こしてからバックアップするので、これが使えないと困るのです。
ということで、現在稼働中のシステムからHDDを抜き取って移植。 /etc/fstab と /etc/rc.conf をちょっといじくるだけでシステムリプレース完了。やっぱりサーバに使うならFreeBSDだよね、と至福のひとときです。
ちなみに、Sempron 140 というのは処理速度としてはどうなのかな? と思ったので、前回のベンチマーク試験と同様にテストしてみました。
機種 | CPU | スペック | 処理時間(s) |
---|---|---|---|
GT110b | Celeron G1101 | 2.26GHz/MEM16G/HDD1T/ZFS Mirror | 73.16 |
MX110 | Sempron 140 | 2.7G/MEM1G/HDD250G/UFS | 65.65 |
さすがに動作クロックが高いだけあって、CeleronG1101よりも速いです。ただ Sempronはシングルコアですので、実際使って快適なのは G1101 とか Pentium G6950を積んだ S70だと思います。
ちなみに、MX110はサーバのぶんざいで電源を入れてもブオォォォォというファンの音がしません。S70は一瞬、GT110bは数秒・ML110 G5 に至っては数十秒ファンがフル回転しますが、MX110では電源を入れた瞬間から静か。温度制御をしているようなので負荷が上がれば音が変わってくるかもしれませんが、OSのインストールにしばらく使っていてもずっと同じ調子でした。小さくて静かで安い。現在売り切れっぽいですが、1万5千円以下で安定供給されれば会社のPCやルーターのリプレースなんかにもいいな〜と思いました。
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