ひとりごと

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ついったー[おとなり日記] かがみさん Y.Kumagaiさん

2006/02/04 (土)

・ 会社サーバー再び

少し前に死去した会社サーバー ですが、HDDを交換して今でもだましだまし使っております。でもちょっと問題が残っています。なんか飽きてきたので気分転換に壊れたときのリストア作業を容易にするため、会社のお金でサーバー機を購入です。

こんなやつフタを開けたとこ

今回はNEC Express5800/120LE 中古の通販で¥20,790也。CPUはPentium!!! 1GBでそんなに速くはありませんが、ハードディスクが6個付いているのと、メモリが1GB入ってるところがチャームポイント。お店の説明書きには記載がありませんでしたが、ハードディスクの数からして予想通りRAIDコントローラが刺さってました。よしよし。ってよく見るとDDS4オートローダーも付いていますね。イジェクトボタンを押すとマガジンも入っているのですが、ちゃんと使えるのかな~?

念のために書いておきますが、サーバ機だから信頼性が高いなんてことはなくて(中古だし)、単純にメモリの量とハードディスクの数が選考基準。サーバー専用機というのは多少頑丈にはできていますが、ホントの利点はそこじゃなくて、壊れたら誰かがやってきて直してくれるのと各種パーツが活線作業で交換できることにあります。これは中古なのでその利点は消えますが、それなりのオプション(メモリとか)がくっついた状態で下がってくるのが魅力です。

さて、使用システムは FreeBSD ですので、試しに入れてみました。ちゃんと動きました。なかなかよろしい。で、お次はRAIDです。6基のハードディスクはすでに5年以上前のブツですので、基本的に何時動かなくなっても不思議ではありません(笑)。よって2個をスペアにして4個でRAID5を組んでみました。これだとハードディスクが3個死亡しても瀕死の状態で動き続けてくれます。ホントに3個死んでしまえば、SCSIのHDDを買ってくるのは高くつきますのでATAハードディスクに交換することになるでしょうけどね(苦笑)。

私はその筋の人ではないので、普通のRAIDコントローラを使うのは初めてだったのですが、このコントローラ(Mylex AcceleRAID 160)は非常に素直で扱いやすかったです。ブート中にキーを押すとユーティリティ画面に移って論理ドライブを構築できます。で、構築した論理ドライブはFreeBSDのインストール時点から単一のSCSIハードディスクに見えます。さらにディスクに障害があるとコンソールに何かメッセージが表示されます。FreeBSDからコントローラを制御するコマンドは用意されていませんが、6個のドライブそれぞれに障害ランプが付いていて、ホットスワップ可能・自動リビルドですから特に制御する必要もなさそうです。

てなわけで、「なんか特殊な構造だったらどうしよう・・・」と思いながらおうちに持って帰って遊んでいたのですが、普通のAT互換機と同じように使えるようで一安心です。明日は会社に持っていって入れ替えることにしましょう。

なお、ddを使って全域読み込みをしてみるとこんなメッセージが表示されました。なんかよくわかんないのですが、読み込みエラーなんでしょうかねぇ? FreeBSDでディスク1基構成と違って、理論的にはリードエラーでも代替セクタ処理が可能なはず・・・と思いつつ 終了後にもう一度全域読み込みすると、今度はメッセージが表示されなくなりました。mly0のメッセージはログに残っていてもファイルシステム(da0)に関するメッセージは残っていませんし、些細な障害であれば問題が表面化することなく運用できるのですね。エラいエラい。

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