最近はだいぶ良い感じで走れるようになってきたので、現在の燃費運転についてのメモ。
下記はついついやっちゃいそうな項目。
- 空いてて信号もない道なので快調に飛ばした
- 早く目的地に到達したいならそれも可ですが、燃費運転としては不可です。車によって最も燃費がよい速度があるとおもいますが、概ね「もっとも高いギアでもっともゆっくり走れる速度」が正解でしょう。うちの軽四の場合は40km/hぐらいです(笑)。高速道路でもない限りは100km/hで走れる道であっても50~60km/hで走るのが正解。速く走りたい車は右車線からかってに追い抜いていくので特に問題はありません。
- 上り坂でトラックがトロトロ走っていたので加速して追い越した
- これも不可。長い上り坂なら話は変わりますが、陸橋程度であれば平地での速度を維持するように上るのが正解です。追い越したければ上りが緩やかになったり下りに差し掛かってからにしましょう。それでは間に合わないという場合、そもそも追い越す必要が無いのです。
- 青信号で発進の際、交通のさまたげにならないよう前走車にあわせて加速した
- 案外多くの車がやってること。こんなことする必要はありません。自分のペースで加速すればよいだけです。ものすごい加速で発進する車は(1)そのまま制限速度を超過してどっかに行ってしまう (2)制限速度に近づくに従って加速が緩やかになる のいずれかです。前者であればほっとけばよいですし、後者ならこちらが等加速度であれば追いつけます。青信号で発進した場合、次の信号までに前走車に追いつけば交通の妨げにはなりようがありません。
- 制限速度を大幅に越えているが、周りの車にあわせて走った
- これに関しては『その方が安全だから』と勘違いしている人が多いみたいです。ゆっくり走っていると判るのですが、同じ道でも流れが速い・遅いの2種類同時に存在する場合が多いです。この場合、無理して速い流れに合わせる必要はありません。また、そんな流れは存在しないのに2~3台のかたまりが猛スピードで走行している時があります。おそらくかたまりの中に居ると流れに乗っていると錯覚するのでしょう。日曜日とか祭日に良く見られる現象です。
- 横から割り込まれないように車間距離を詰めて走った
- これも気分的なものですが、まったく意味無いです。私もいろいろ試してみましたが、入ってくる車は接触すれすれでも入ってこようとします。そんなのに神経を使うなんてアホらしいのでやめました。「割り込まれると危険」と考えるなら、他の車が余裕を持って車線変更できる車間距離を取っていれば問題ありません。
- 加速は素早くでもゆっくりでも同じなので素早く加速した
- 私の車ではこれはNG。素早く加速するには大きい出力を得るために低いギアである程度高回転まで引っ張る必要がありますが、これをすると回転数の上昇以上に燃料を消費します。経験的には速めにシフトアップして弱い力でゆっくり加速した方が燃費がよいです。ただ、これは私の車が過給機付きだからかもしれません。NAエンジンや排気量の大きい車では当てはまらないでしょう。
ということで、こういうことを自制できるようになってくると燃費は自ずと良くなります。早い話が『アクセルを踏まずに走ると燃費は良くなる』って感じでしょうか(笑)。
その他気づいたこと。
- 混雑路は案外燃費が良い(停車を伴う場合を除く)
- 信号の無い高架道路(バイパスとか)で渋滞している場合は『あちゃ~』と思うのですが、20~30km/hでトロトロ走っている限りはかなり燃費が良いです。ちなみに、前走車が急アクセルとブレーキを定期的に繰り返してる場合があるので、車間距離をうんととって等速度でブレーキをまったく踏まずに走るのが燃費運転のコツ。どうせ混んでるのだから一定速度の方が楽だと思うんですけどねー。
- 巡行時 瞬間燃費が平均燃費を上回っていれば燃費は悪くならない
- まぁあたりまえの話ではあるのですが、しばらく一定速度で走れる場合に瞬間燃費を確認しておくと良いです。瞬間燃費が悪い場合はアクセルをちょっと戻してやると数値が良くなります。これである程度走ると平均燃費は飛躍的に改善します。
- 流れの速い道路では大型トラックについていくのが吉
- 大型トラックは重いので急加速・急減速ができません。従ってゆっくり加速・ゆっくり減速の燃費運転には最適なペースメーカーになってくれます。でもって巡航時の速度はちょこまか走ってる車と一緒の場合が多いです。あんまりくっつくと前が見にくいので車間距離は多めに取ると良いです。ちょこまか車が入ってくることもありますが、ほっとけばそのうちどっかに行きます(笑)。
- 加速する必要がない状況を見極める
- 前の信号が赤の場合・下り坂・これから信号が赤になる場合など、加速をやめて燃料カットに持っていけば燃費はよくなります。走りなれた道なら、カーブの向こうが赤信号だと分かっている場合なんかも対応できたり仕掛けるポイントを手前にできたりします。
といった感じ。上記は私が燃費計を買ってからちょっとの間に学習したことですので、実際には間違ってるかもしれませんしもっと重要なことが欠落してるかもしれません。燃費マスターの方にはそのへんを補完して読んでいただければと思います。
[つっこみ]
09/09 | ( yuji ) |
| >流れの速い道路では大型トラックについていくのが吉
ですが、これは空気抵抗の低減と言う事でも絶大な効果があります。さらに言えば、窓を開けておくと空気抵抗が増すので、窓は閉めておいたほうが「燃費は」良くなるでしょう。どこまでやるかですが(^^ゞ |
09/10 | ( たかたに ) |
| なるほど、空気抵抗を減らすために窓を閉めて!! って日中にエアコンOFFでそれやると死ねますね(笑)。
燃費より熱中症の方が怖いのでもうすこし涼しくなるまで窓は開けて走ります(^^)。 |