FreeBSD7.0-BETAを動かしているPCはZFSで遊ぶには非力すぎるので、旧お絵かき機であるDELL Dimension4600C(HT Pentium4-2.8GHz/512MBメモリ) に移し替えてみました。
起動時のメッセージは
ZFS WARNING: Recommended minimum kmem_size is 256MB; expect unstable behavior.というものに変化したので、/boot/loader.conf に
Consider tuning vm.kmem_size or vm.kmem_size_min
vm.kmem_size="268435456"を追加して再起動。「ZFSは試験的ですよー!」以外は特にメッセージが出ないようになりました。
で、本番のバックアップを実行したり /usr/ports を割り当てて portsnap extract したり rm -r /usr/ports/* してみたりとかなり遊んだのですが、今回は一度も再起動がかかることはありませんでした。また、システム全体で見てもリモートバックアップに要する時間が短くなっています。ハードディスクは同じ物を使っていますので、ショボいPCでsshのみを転送に使うよりも速いPCでssh+zfsの方が仕事が速いみたいです。この旧お絵かき機は完全に余剰PCですので、これからはバックアップ機として働いてもらうことにしましょう。
と、思ったのですが、計算外の出来事が!!
Wake on Lan で起動できません
あれま~。内蔵のBroadcomがダメみたいです。本体のLANポートのランプは電源を切っても付いているのですが、マジックパケットを送っても起きてくれません。BIOSにはそれらしい設定項目も無いし。仕方が無いからPCI2.2でWOLに対応していた(気がする)SiSのPCI-NICを差してみました。すると電源OFFでLANポートのランプも消えます。んぬぬ、BIOSにもPCIの設定項目は無いし。苦肉の策で週に一回の cron 時間帯に合わせてタイマー起動を!! と思ったけれど、これまたBIOSでは EVERYDAY と WEEKDAY の2択なので使えず。結局、ショボいPCを継続して使うことにしました。
現在のお絵かき機である DELL Dimension9200 では WOL に関して BIOS でそれらしい設定項目もあるのですが、BIOSの設定やWindowsからのドライバの設定に関わらずこちらもWOLで起動に成功したことがありません。BootTimerだとおまかせ録画で使えないので、外部から電源ONできれば自由度はぐんと広がるのですが・・・。なんか最近のPCというかWOLは仕様が変わっちゃったのかもしれませんね。
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