試験を重ねるたびに「いいな~」と思えてくるZFSですが、やはりバックアップやリストアの手間を考えればUFSと兼用よりもZFS Rootにしたほうが簡単であるはずなので、試験マシン上で実際にZFS Rootを構築してみました。
前回「シングルユーザモードで起動した場合呪文を唱えないとマウントできないけど大丈夫?」とか書きましたが、こちらのページの通りに、ルートファイルシステムを
# zfs set mountpoint=legacy tankとしておくことで、シングルユーザ・マルチユーザを切り替えても問題なくマウントされるようになりました。シングルユーザモードにおいては他のZFSのファイルシステム(/usrとか)は未マウント状態となるので、UFSと同等の使い勝手が実現されています。
ZFSを使うとコンソールに 'WARNING: ZFS is considered to be an experimental feature in FreeBSD.' と表示されるとおりまだ実験的な扱いではあるのですが、今のところ少ないメモリで動かした時以外に問題は何も起きていないし、どうせ使わないことには実績なんてできないのですから、頃合いを見計らってUFSから切り替えてみようかなーと思っています。
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