前回の ThinnkPad T41 に引き続き、今度は PowerBookG4 Ti のハードディスクを交換です。これまた前回と同じく Transcend TS32GSSD25-M 32GBで ¥10,800でした。ThinkPad T41 の時は 30GB のHDDを交換しましたが、今回はさらに小さい 20GB
からの換装(笑)。動作音もT41よりも大きかったので換装効果が期待されます。
ということでさっそく入れ替えてビデオ撮影。
実験結果は HDDが 51.6 秒に対して SSD は 38.1 秒となりました。時間にすればそんなに大差はついていませんが、並べて再生すればやはりSSDの方がだいぶ早く感じますね。とはいっても MacOS の場合は壁紙が出たころにはほとんど読み込みが終ってますから、Windows ほど面白い結果にはなりませんでした。
HDDからSSDにしても起動時間以外はさほど速いことを実感することはないですし、T41でウィルススキャンが裏で走り出すと HDD よりも遅いのでは? 感じてしまいます。しかし、動作音に関しては決定的に違います。特に PowerBook G4 の場合は平常時はファンが停止していますので、HDD から SSD に換装したことで完全無音を達成することができました。思い返せばファンレスのノートPCって ThinkPad 560X 以来でしょうか。この時は確かHDDがボールベアリングでやかましかったので、無音のノートは今回が初めてです。いやはや、圧倒的にメモリとCPUパワーが不足している PowerBookG4 ですが、無音ってのはなかなか良いですね。これから寒くなってホットカーペットの上で丸くなることを考えれば良い時期に交換できたと思います。
ちなみに、前回のT41 でも 今回のPowerBookG4 でも OS は再インストールせずにパーティションをそのままSSDに持ってきて使っています。そうしないと比較になりませんから。Windowsの場合は市販のパーティションコピーツールを使いました。MacOSならいろんな手段が考えられますが、MacBookProにUSB経由でHDDを二つぶらさげてディスクユーティリティでコピーってのが簡単でした。5分ぐらいと早かったですし、なにより途中経過と推定残り時間が表示されるのがグッド。 dd だと あと1分で終るのか24時間かかるのかさっぱりわかんなくて不安なんです(^_^)。
# なんかスリープから復帰すると固まってしまうみたいです。要調査ですかな。□ 関連記事