我が家にある標準ズームレンズで最も安心できるレンズは AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-55mm f/3.5-5.6G です。が、このレンズってなんか暗い気がするのです。F値が大きいからファインダーが暗いとかそういう問題ではなくて、撮った写真が暗いという意味で。VR無しの18-55mm ED II と比べると同じなのですが、他のレンズとは異なるような気がします。ただ、画角が違うためにカメラが最適と判断する露出が異なっている可能性もあります。
ということで、なるべく画角が同じになるようにセットして撮り比べてみました。オートでどう写るかの比較なので、Pモードで露出を調整せずに撮っています。三脚使用でVR切るのを忘れてましたが特に影響は無いでしょう。
縮小画で見るとそんなに違いはないのですが、個々に見ていくとやはり18-55mmはやや暗いでしょうか。ブツ撮りでよく使う 単焦点50mmとタムロン90mmマクロが明るく写るので余計に18-55mmが暗く感じるというのもあるかもしれません。17-50mmもよく似た傾向ですし、ズームレンズは暗く写るものなのでしょうか。
しかし、すべてのレンズでスピードライト使ったほうが綺麗な色で撮れるのですな。理屈の上ではホワイトバランスをしっかり調整して三脚を使って撮ればどっちも同じ絵になるはずですが、撮るまでの手間と時間を考えればスピードライトを使うのがぜったい楽です。部屋撮りではどう考えてもスピードライトを積極的に使わなくちゃ損だと思います。