本格的に車通勤に戻ったのを機に、カーナビを新調してみました。前のクラリオンは使いやすくて気に入っていたのですが、地図の更新時に受付が始まるのが新機種発表から半年遅れだったり、その結果更新される地図は2万円以上払って1年半前の地図だったりするのが残念すぎるのでメーカーを変えてみました。今度はパイオニアの楽ナビ AVIC-HRZ900です。当初の予算を遥かにオーバーして¥159,800也。ついでにiPod通信ケーブルとウィルコムの通信モジュールも調達しました。
最近の流行みたいなのですが、地図の更新が2回分付いています。本当は通信機能で常時最新の地図をダウンロードしてくれれば有り難いのですが、PHSの帯域ではそういうわけにもいかないでしょうから一年ごとの交信でがまんしましょう。とりあえず 3年間は最新機種のつもりで使えるかもしれません。
さて、カーナビと言ってもじつはナビの機能にはあんまり興味はありません。どっちみちナビの指示通りの道は通らないし(^_^)。買い替えた真の目的はiPodをちゃんと接続できるからなんですね。1〜2年前に調べた時も iPod 対応を謳った機種はたくさんありましたが、
ビデオの再生時はiPodで操作する必要があります
というふざけた但し書きが書いてあることが多かったんですね。でもイマドキのナビは大丈夫。ビデオの再生がナビのタッチパネルから行えます。音楽の再生時には画面にタイトルが表示されます。アルバムアートが出ないのは残念ですが、まぁこれは我慢できます。ナビでのタッチパネル操作はiPod Touchと比べるとお世辞にも操作性が良いとは言えませんが、どうしても我慢できなければコントロールをiPodに移すことでiPodの操作性を保ったまま音と映像を出すこともできます(この場合は曲名が出ません)。まぁ運転しながらであれば、機能が少なくてもタッチパネルで操作するのが無難かと思います。
そして、これまでのナビではなぜか出来なかったAVと地図の2画面分割。技術的に出来なかったわけじゃないはずなのですが、カーナビの世界では上位機種との差をつけるために下位機種ではあってしかるべき機能が削られるんですよね。いわゆる「出し惜しみ」です。嫌ですねー。しかし、ようやくうちの車も深夜アニメと地図が同時に見られるようになりました。
ただ、前の機種ではビデオ見てる時に案内ポイントに差しかかると画面がナビに切り替わっていたのですが、 今回の機種は全画面ビデオモードでナビさせてると音声案内だけになってしまうみたいなので、本当にナビが必要な状況ではビデオの再生は控える必要があるかもしれません(まぁ知らない道ではビデオ見てる余裕は無いので当たり前なのですが)。
↑よく見てみると全画面では案内ポイントになるとナビに切り替わってました。最近2画面モードを多用していたので気づかなかったのかも。
そしてiPod対応に並ぶ買い替え理由が通信ユニット。前のナビではVICSのビーコンを付けていたので前方で渋滞があると心の準備ができて非常に良かったのですが、それは幹線道路を走ってて前に渋滞があることを発見したときのこと。出発地から脇道を延々と走って幹線道路に出る場合、幹線道路に出るまで道路の状況がさっぱりわかんないという欠点がありました。幹線道路が空いてるならすぐにそっちにでちゃった方が良いけど、混んでるなら脇道をちまちま走って・・・という判断ができれば良いのだけど・・・と思っていたのですが、今度のナビに通信ユニットを付ければ、ナビの電源が入った時にPHSでパイオニアのサーバと通信してVICS情報を取ってきてくれるそうなのです。
ということでPHSユニットを接続したのが上図。iPod TouchとUSBメモリとUSBハブがごっちゃになって、グローブボックス内はまさにカオス。でも良いんです。普段はフタしてるから(笑)。ちなみに、PHSによるオンデマンドVICSは通信間隔がナビゲーション 中は10分ごと、そうでない時は20分ごとだそうです。普通の光ビーコンのような受信時のポップアップも無いですし、なんだか寂しいし更新も遅いような気がします。おかげで自分が渋滞の列に到着してから地図の表示が渋滞に変わるという場面がちょくちょく見られます。ビーコンの時はそんなことあり得なかったんですけどね。一応機能的には光ビーコンは不要ということになっているのですが、今まで精度が高かったVICSがイマイチ使い物にならなくなってるので、もったいないけど今度ビーコンを追加しようかなーと思います。
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