半ば冷やかしで契約してみた mineo (auプラン)が商品としては中々良い線いってるのに驚いています。現在私は iPhone + iPad + Nexus5 の3台体制なので iijmio ファミリープラン(通話1回線+SMS付データ2回線) 税別¥3,540を毎月支払っているのですが、正直言ってNexus5はぜんぜん必要ないですからSIMを差しておく必要はありません。てことで、iijmio ミニマムスタートプラン(通話)+mineo(auプラン 3GB)の2つだと¥1,600+¥900=¥2,500(税別)で済むな〜という打算をしていました。
ただ、mineoのdocomoプランがそれなりに使えるのであれば、iPhoneをiijmioからmineoに切り替えることによって、下記のような構成も可能になります。
構成 | 通話 | データ | 割引 | 合計(税別) |
---|---|---|---|---|
通話Dプラン3GB + データAプラン3GB | 1,600 | 900 | -50x2 | ¥2,400 |
通話Dプラン0.5GB + データAプラン3GB | 1,400 | 900 | -50x2 | ¥2,200 |
正直言って、毎月SIM3枚あっても毎月1〜2GBぐらいしか使いませんから、SIM2枚で3.5GBあれば十分です。2回線をmineoでまとめた場合はプランを越えてパケット利用量が合算されるので(契約月の翌月からしかできないっぽいです)、どっちか片方のデータ量を少なくすればその分安くなります。
さて、価格の上ではそれで確かに安くなるのですが、MNPで移るとなると「やっぱりダメだった」といってiijmioに戻すのはすごくお金がかかりますから、まずはmineo docomoプランが実使用に耐えうるかを検証です。
今回はmineoのホームページではなく、Amazonでエントリーパッケージを注文したので、初期費用¥1,600でした。小は大を兼ねるってことで、今回もnano SIM で契約。早速iPadに差し込んでプロファイルを設定するといとも簡単に接続できました。テザリングも可能。やはりiOS8で使うにはドコモ回線の方が扱いやすいですね。
てことで、mineo docomoプランのiPadと iijmio のiPhoneを使って速度計測してみました。
時間・場所 | iijmio (docomo) | mineo (docomo) | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
ping | 下り | 上り | ping | 下り | 上り | |
9/9 23:00 | 68ms | 5.78Mbps | 2.00Mbps | 48ms | 22.51Mbps | 3.50Mbps |
9/10 6:56 | 36ms | 5.50Mbps | 9.74Mbps | 67ms | 22.16Mbps | 0.46Mbps |
9/10 12:35 | 112ms | 0.43Mbps | 7.15Mbps | 56ms | 27.76Mbps | 11.29Mbps |
9/10 16:54 | 42ms | 8.29Mbps | 0.53Mbps | 37ms | 30.59Mbps | 1.15Mbps |
いやはや、これはびっくりです。圧倒的じゃないですか!! お昼時なんて 0.5Mbpsと27Mbpsって 何それ? って感じですね。ここまで差が開くのは予想外でしたが、そうなってる理由は簡単に説明できるわけで、おそらくmineoのdocomoプランは現在想定している契約者数にまだ達していないということなのでしょう。mineoのauプランがお昼時にiijと同様に落ち込むことから察するに、docomoプランもやがてはそういう傾向になると思います。もしドコモプランがズッコケて契約者数がぜんぜん増えなかったら、無駄な回線容量を減らすでしょうから いずれにせよこの状況は一時的なものです。
そんなわけで、検証のためにドコモプランを契約してみたのですが、残念ながらこれでは検証できません(苦笑)。まぁmineoが2回線半年ぐらいほとんど無料で使えますから、iijmioファミリープランをミニマムスタートプランに変更すればお金の節約はできます。その間にちゃんと評価するか、あるいは目をつむって全部引っ越しするか決めることにしましょう。
□ 関連記事