一週間あまり使ってみて思ったことなど。
- 腕が鍛えられます
- ポーチに入る大きさなので意味も無く持ち歩いているのですが、もともとサイフとかしか入っていなかったポーチなので結構重いです。
- 両手持ちは案外つらい
- SONYの宣伝やプロモでは立ったまま体の前で両手ホールドしています。これって不可能ではないのですが、重いので長続きしません。てことで、膝に乗せたりおなかに乗せたりしたほうがいい感じみたいです。お奨めはそこらへんに寝転がって仰向けになって使う(^^;) 仰向けで使えるパソコンはそうそうありません。
- 熱いけど暑くない
- 本体右奥にファンの排気口があるのですが、両手で持つとちょうどここに右人差し指がかかってしまうので、高負荷時やAC駆動時には持ってると結構熱くなります。が、直接触れて熱く感じるだけでデスクトップ機のように部屋全体が暑くなるようなことはありません。これからシーズン到来なので、WWWブラウズ程度ならVAIOをメインに使ったほうがいいかも(^^;)
- 画面は案外綺麗
- 表示色数はご家族さま用ノートと同じ擬似16M色なのですが、ドットが小さいからかディザが優れているのか、CRTと比べて遜色ない色がでます。これならお絵かきページをうろうろしても悲しくなる事はありません。
- ワイドスティックは使いにくいです
- 本体に付いているポインティングデバイスをこう呼ぶらしいのですが、トラックポイントと比べてかなり『使いにくい』です。かなり気分屋さんらしく、頑張って押しているのにトロトロとしか動かないことが多いのが気になります。なんかコツでもあるんでしょうかねぇ。それはそうと、本体左側に左右ボタンが付いているのですが、トラックポイントとおなじ調子でスペースキーの下側を無意識に押してしまうことが(笑) 習慣ってのはオソロシイ。
- PHSカードはしばらく安静が必要
- 無線LANからPHSカードに差し替えたときによくダイアルに失敗していたのでいろいろ試してみたところ、『PHSカードに差しかえてから30秒ほどじっと我慢してから』ダイアルするとうまく動くことがわかりました。なんか知らんが安静が必要なんですね。それはそうと、Windows98や2000ではいきなりPCカードをひっこ抜くと文句を言ってきたような気がするのですが、XPの場合は手続き無しでPCカードやメモリースティックをひっこ抜いてもちゃんと動作します。まぁいきなり抜けるのならこっちのほうが楽です。
- telnetはかなり使いにくい
- VAIO Uのキーボードでブラインドタッチは絶対に不可能なのですが、一本指打法でポチポチ押していくとなると FreeBSDのコンソールはかなり強敵になります。一応TeraTermPro+ttsshにてAirH"を使って会社サーバ経由で自宅サーバに侵入できるルートは用意したのですが、はっきり言って使いにくいです。特に vi エディタ使用時にキーボード右側にSHIFTが無いのが痛い !
てなわけで、役に立つかどうかはともかく、お遊びアイテムとしてのVAIO U はなかなかいい感じです。過去にこのサイズのパソコンが無かったかというと そんなこともないはずなのですが、『最新CPUのパワーはもはや必要ではない』『一体型データ通信カードが出てきた』『定額の契約形態ができた』『インターネットが一般的になったので利用可能なサービスがかなり増えた』『HDDが大きくなってCD-ROMドライブとかが必要なくなった』『Windows9xが消滅した^^;』等の理由で以前に比べるとちっこいパソコンが活躍できる土壌は整っているんじゃないかと思います。VAIO Uにもいくつか不満点はありますが、こいつがブレイクした場合は次の製品はかなり期待できるような気がします。
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