しばらく使っていて感じたことなど。
- 明るいところでも使いやすい
- これまでU1では 昼間明るいところではバックライトを最も明るく、夜暗いところではそれなりに暗く 切り替えて使っていました。で、前にも書いたように切り替え操作の手順が面倒でキーボードとジョグダイアルを併用するのに加えて処理が遅すぎて途中でやり直さなくてはいけないこともあったりしたのです。これが独立したキーを押すことにより 明るさ切り替え・OFFがワンタッチでできるようになり、使い勝手が大幅に向上しました。ちなみに、LCDの特性上 明るいところではバックライトOFFでもそれなりに見えるようです。私は今までどおり明るさ最大にしていますけど。
- 机において使いやすい
- 一度でもVAIO Uを手にした人ならわかると思うのですが、この機械は世にも珍しい『机に置いてはいけない』パソコンで、両手の親指でポインタとボタンを押さえないと使いにくいのです。それはそれでよいのですが、たとえば片手でパンを食べながらとか、うつぶせに寝転んでアゴを枕にのせながらとかいう状況においてはまことに操作が難しかったのです。が、意外にもプレスセレクト機能により『トラックポイント風に操作して、左クリックは黒ぽっちんを叩く』ことにより右手だけでほとんどの操作が可能になったのです。周りにカーソルキーが配置されていることもポイントが高くて、黒ぽっちんと周辺部のみでかなり多くのことが操作できるようになりました。こんなのを思いつくなんて、世の中には頭のいい人がいるもんですねー。
- つかわないThumb Phraseキー
- 私はケータイの文字入力に非常に時間がかかるひとなので、Thumb Phraseは使いません。が、このキーって黒ぽっちんの左下という特等席に位置しているんですねー。願わくばこのキーがブラウザの BACK ボタンとして使えたらものすごく便利になると思うわけですが、やり方がわかりません(笑)。ま、そのうち誰かが考えてくれるでしょう(^^;)
- 大きく感じない液晶
- U1に対してU101はカタログ上でも実機による比較でも一回り大きくなっています。当然 文字が大きくなって読みやすい・・・と思いきや、なぜか大きくなった気がしません。逆にU101を使った後 U1 を使っても小さい気もしません。これは不思議です。
- はげはげ黒ぽっちん
- 黒ぽっちんの表面にはざらざらの物質がくっつけてあるのですが、3~4日使っただけで完全にとれちゃいました。うーむ、こんなに早く取れるのならはじめから付いてなくてもたいして変わらないような・・・。ちなみに、ぜんぶハゲてもそれなりに操作はできたりします。
- T20の出番が減った
- U1はとても遅かったので、家の中でごろごろしながら使うときも ThinkPad T20 を使っていたことが多かったのです。まぁT20は今のところ私のメインマシンですから(処理速度は負けていても)身分は一番上なのですが、『ごろごろブラウザ』程度なら U101 に任せてもよさそうです。
- 便利なSmart Network
- VAIO U には例によってプリインストールソフトがてんこ盛りでして、かなり時間をかけてアンインストールする作業を強いられたわけですが、Smart Network というのはなかなかよいのです。これはIBM Access Connectionsのようなソフトで、利用場所によってプロキシとかプリンタとかを切り替えるためのものなのですが、IBMのと違ってネットワークの状態変化に連動してかってに切り替わってくれます。プロファイルを作成した時のネットワーク構成をかってに記録しているらしく、特に意識しなくても自宅無線LANとPHS時がかってに切り替わってくれてとても気分がよいのです。後のソフトはぜんぶダメダメですが、これはなかなかよろしい。
- タテヨコ壁紙
- ZOOM/ROTATIONボタンを長押しすると、通常の1024x768サイズから画面が90度回転して使用できるように768x1024モードになるのですが、ナント、このときに通常と異なる壁紙を設定できます。というか、画面の回転と連動して壁紙も変わるようになっています。わたしゃてっきり 1024x1024壁紙をつくらなきゃいかんと思っていたのですが、なかなか粋なことをしてくれますな。
といったところです。なお、念のために補足しておきますが、U1がとんでもなく遅いのは、Crusoeが遅いということではなく、U1が遅いという噂です。MURAMASA/TM5800なんかは結構速いらしいですし。CMSの世代が違うのかなー。う~む、謎。
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