ということで、新しい VAIO-U がやってきました。あんまり値段がかわらなかったので、メモリ512MB + WindowsXP Professionalのモデルを購入です。
で、先に感想を書いておくと、スゴいです、気合入りまくりです。初代の U1 も 今回のU101も同じ VAIO U なのですが、はっきりいって全く別物です。ホントのことを言うと、注文してから『う~ん、やっぱり買わなきゃよかったかな~』とか思っていたのですが、箱を開けて5分でそんな考えは吹き飛びました。うー、これええわー。てことで、下記にてだらだら説明。
- ポーチに入る
- またもやこのネタ(^^;)。財布と並べて入れる必要があるのですが、すこし厚くなったものの、なんとか収まります。
- めちゃくちゃ速い
- もちろん、動作速度を期待して買った・・・のですが、いやはや、速すぎます(^^;)。だって、T20よりも遥かに速いんですよー。Baniasモドキだけれど Celeron なのでそんなにふるわないかなーとか思っていたのですが、Pentium!!!よりも遥かに速いですな。もちろん、ビデオチップやDDRメモリも速度に貢献しているのでしょう。これだけで買い替えを満足してしまいました。
- 持ち方やPCカードスロットの位置等がよく考えられている
- 実物を持つまで気が付かなかったのですが、今回のVAIO U は初代と同じ『両手持ちスタイル』を引き継いでいるようにおもえて、じつはかなり違うのです。下の絵の上段が初代VAIO U の場合。無線LANにしてもPHSにしても、普通の持ち方とはちょっと違う形になってしまいます。
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普通の持ち方 | PHSカード使用 |
これに対して、新しいVAIO U では、左にPCカード・右にACアダプタがくるのですが、普通に持ったときの『隙間』に出っ張りがくるようになっており、ぜんぜん邪魔にならないのです。単に出っ張る部分のレイアウトを工夫しただけではなく、『普通の持ち方』自体が変わっているわけで、かなりの試行錯誤があったものと思われます。
- ACアダプタは同じ
- 品番と電圧・電流値は同じでした。余分に一つ買って会社に置いてあるので、そのまま使えてひと安心。
- 黒ぽっちん
- 今回はワイドスティックではなく、『マルチポインター』というのだそうです。そして、その容姿はまさにトラックポイント(笑)。さすがに、ワイドスティックは作った人もマズいとおもったのか、キャップが変更になりました。面白いのは片手で操作できるようにと、プッシュセレクト・ドラッグができるようになっている点。これがなかなか絶妙で、意図的に押し込まない限りはポインタを動かしているだけではクリックやドラッグの誤操作が起こらないのです。ThinkPad T20では同様にプレス・セレクトの設定をすることができるのですが、試しにやってみると誤操作だらけで使う気がしませんでした。うむむむ、なかなかやるでわないか。しかも、ワイドスティックと違ってドリフトがほとんど起こりませんし、おこってもすぐに止まります。すばらしい。余談ですが、このキャップの軸のサイズはU1と同じみたいで、U1に取り付けることも可能です。
- 意外に使えるキーボード
- ピッチが狭くなったことで、もはやタッチタイピングは無理であろう・・・と思いましたが、やってみるとまだ可能でした。まぁ見てないと入力できませんし、誤入力も発生するのですが、それでも1~2本指打法よりかは速く入力できます。前のキーボードでは左から右まで同じピッチだったのですが、今回は右に行くと小さくなっています。もしも均等にしていたらそれこそタッチタイピングが不可能だったでしょうから、なかなか良い判断ですね。
| PCG-U101 |
| PCG-U1 |
ところで、上図はキーボードの比較。今度のキーボードはなぜか誤入力がよく発生するなー、と思ってキーボードを良く見てみると、なんと数字キーの位置が標準的なキーボードと比較して若干 左寄りなんですねー。どうりで数字を入力するときに一つずつずれるわけだ・・・。まぁ制約があってのことなのでしょうが、せっかく入力可能なピッチなのに、この点だけは残念です。
- バッテリーを外すと使えない
- U1の場合は、出っ張りバッテリーを外すとものすごく薄いパソコンになったわけですが、今度は接地面がぜんぶバッテリですから、これを外すとなんとも情けないくぼみができてしまいます。こいつは何があっても取り外してはいけないみたいですな(^^;)。
- PCG-U101/Pの品番表示
- PCG-U101/Pの『/P』というのは Sonystyle のBTOみたいなものかと思っていたのですが、本体の前面に品番の表示(シール?)にはちゃんと『PCG-U101/P』と書いてあったりします。なかなかうれしいではないか。
てなわけで、すっかり気に入ってしまいました。無線LANを内蔵していますから、もはやCFアダプタは差したままでよいですし、いままで悲鳴を上げていた Mozilla メールもさくさく動きますし、言うこと無しです。途中でPCG-U3というジョークマシンもありましたから、まさかU101がここまで気合の入ったものだとは思いもしなかったのです。いやー、U1/U3ユーザーには文句なしでオススメですねー。
# U1/U3 が使いにくいと思う人にはオススメできませんが(汗)
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