昨日リリースされたばかりのFreeBSD5.1を、そこらへんに転がってるHDDを利用してThinkPadT20に入れてみました。前回5.0で挑戦したときはゲージュツ的な画面が表示されてうまくインストールできなかったのです。
今回も X-Kernel-Developper を選んでインストール開始。古いHDDなのでインストールに結構時間がかかるのですが、今回はなんとか完了しました。Xもちゃんと動いて、1024x768 24bppにて絵が表示されます。なかなかよろしい。かくして はじめてFreeBSD5系を試用することができるようになったのでありました。
私は開発者ではないので内部的な変更にはあまり興味はないので(てゆーかわからないので^^;)、使ってみて変わりばえのするところをいくつか。
- 起動時にデーモン君のテキストアートが表示される
- うむむ、これはポイント高い(笑)
- 起動時にコンソールにいっぱいエラーらしきものが表示される
- 後で書きますが、ACPIがらみでまだやり残していることがあるのか、T20との相性がもひとつなのか・・・
- CardBusが動く
- PlanexのFNW-3602-Tというカードが差し込んだだけで ifconfig からみえるようになりました。スバラシイ。ちなみに、CardBusのNICが動くということは、本体のfxpと合わせてルータ代わりにできるということですね。希望の灯りが・・・
- ACPIはそれなりに動いている
- ACアダプタを抜くと 'economy' profile、差すと'Performance'(だったかな?)というふうに表示されます。CPUの周波数の測り方を知らないので本当に切り替わっているかはわからないのですが、少なくともAC抜き差しは検出できているようです。また、'halt -p'を実行するとちゃんと電源が切れました。なかなかよろしい。
Windowsでは Fn+F4 にてスタンバイになるので、押したらどうなるのかな~と思って押してみると・・・
ゲージュツ的な画面が表示されました(笑)。で、キー入力も受け付けてくれないのですが、電源ボタンを押すと 'ATA reset'とかなんとか表示されて復旧してくれます。Fn+F12はWindowsではサスペンドなのでこれも試してみると、押したときにディスクアクセスが発生する以外は変化がなく、しばらくたってからコンソールに数行エラーが表示されました。努力は認められるがまだ完全ではないというところでしょうか。
ということで、お遊びで使う分には問題なさそうですので、5系の練習をぼちぼちしていきましょうか。サーバーダウングレードはまだ先の話なのですが、ひょっとして年末~年始に5.2-RELEASEがでれば、ダウングレードのついでに5.2で本稼動って手もアリかなーとか思っています。
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